株式会社ロゼッタの企業概要

社名株式会社ロゼッタ
本社所在地〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3丁目7番1号
設立年月日2004年2月25日
代表取締役社長五石 順一
株式公開東証マザーズ
資本金216,265,790円
事業内容自動翻訳の開発、販売
自動翻訳:次世代オンライン自動翻訳「熟考」の開発・運営
翻訳サービス:IT技術による革新的翻訳受託サービス

株式会社ロゼッタの沿革

2004年 2月AI(人工知能)型の機械翻訳研究開発事業を開始するため(有)Pearly Gates(現(株)ロゼッタ)創業
2004年 4月(株)ノヴァから(株)グローヴァとその子会社であった(株)海外放送センターをMBOにより買収
2004年 5月(株)ロゼッタに商号変更
2004年 11月翻訳支援(CAT:Computer Aided Translation)ツールである「TraTool」をリリース
2006年 11月インターネット上の膨大な情報を言語のビッグデータとして統計解析を行うことを原理としたAI(人工知能)型の自動翻訳サービスとして自動翻訳「熟考」をリリース
2008年 1月自動翻訳「熟考 Ver2.0」(全文翻訳機能を強化) をリリース
2010年 7月自動翻訳「熟考 Ver3.0」(精度よりも処理速度を重視した「速考」機能を付与、中国語・韓国語対応) をリリース
2012年 4月「熟考」に翻訳支援ツール機能を搭載した自動翻訳「熟考Z」サービス開始
2012年 5月(株)グローヴァより(株)海外放送センターの全株式を取得し、直接出資子会社とする
2013年 3月MT(Machine Translation)事業の技術を援用した翻訳支援ツールを活用して人間による翻訳業務受託サービスを行うGLOZE事業部を設置
2014年 3月一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)のプライバシーマークを取得
2015年 3月自動翻訳「熟考 Ver4.0」(辞書自動作成機能を搭載) をリリース
2015年 8月自動翻訳「熟考 2015」「熟考Z 2015」(2015の専門分野別に細分化)をリリース
2015年 11月東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016年 2月無料の専門分野翻訳のサポートサイト「産業翻訳だよ!全員集合」をリリース
2016年 9月(株)エニドアを子会社化し、多言語クラウドサービス「Conyac」の運営開始
以上、公式サイトより引用

株式会社ロゼッタの事業ビジョン

「我が国を言語的ハンディキャップから開放する」というのが、ロゼッタのミッションであり、将来へのビジョンです。言語のバリアを打ち破り日本の産業に貢献したい。ロゼッタはそんな思いを持っています。

ロゼッタの考える本当の国際化対策というのは言語の問題による機会損失を減少させることです。言語の壁を消滅させることができれば、それは本当の理想。ロゼッタはひとりでも多くの人をその理想に近づけたいと考えているんです。

株式会社ロゼッタの経営理念

ロゼッタの理念はWINWINではありません。ロゼッタが真に求めるのは3WIN。「顧客の満足」「会社の利益」「社員の幸福」と3つの要素が満足されなければならないのです。ビジネスは単に一方から別のところに富を移動するのみではありません。新しい価値を生み出すことによって3つの立場の人に利益を得させます。それが、ロゼッタの目標です。

株式会社ロゼッタの事業ポートフォリオ

株式会社ロゼッタという企業名の由来

ロゼッタという企業名のおこりは1799年まで遡ります。当時エジプトにいたナポレオン軍がとある場所で黒い岩を見つけます。3種類の言語で文字が書かれており、多くの学者がその解読を行いました。そして20年もの歳月をかけてやっと、解読に成功したのです。

この不思議な岩のことを「ロゼッタストーン」と言います。後にロゼッタストーンは英語で比喩的に「難問を解読すること」「進歩へのキーとなること」を示すようになりました。

ロゼッタはオリジナルの言語アプローチと、IT技術によって地球上から言語の壁を消滅させようと考えています。ロゼッタの社名はここから来ているのです。

株式会社ロゼッタの事業目的

人類の夢とも言える自動翻訳機。IT系、家電系など多くの企業が開発に取り組んでいますが、完全なものはまだ生み出されていません。スターウォーズに出てくるC-3POのような自動翻訳機を作ろう!という思いで発足した企業。それがロゼッタです。

株式会社ロゼッタの事業案内、サービス紹介

ロゼッタのサービスは実に多種多様。ロゼッタは自動翻訳、多言語クラウドサービス、テーラーメイド自動翻訳、産業翻訳などに便利なサービスを数多く展開しています。

株式会社ロゼッタの「熟考」

ロゼッタの熟考は極めて翻訳精度の高いもので、医薬、工業技術、IT、特許の分野で利用されています。自動翻訳とは思えないほどの精度を誇るロゼッタの熟考。実際に利用した人からも絶賛されています。

ロゼッタの熟考が素晴らしいのは一般的な翻訳ソフトのように誤訳がないこと。その秘訣はロゼッタの熟考が前後の文脈を判断しているからなんです。単語は幾つもの意味を合わせ持っていますが、ロゼッタの熟考はどの意味が最適かまでを熟考します。

株式会社ロゼッタのT-400

ロゼッタが提供するT-400は、日本語・英語の文書をデータベースに登録することで、翻訳精度を劇的に向上させます。ロゼッタのT-400で専門分野のデータベースは2000分野に細分化され、訳し分けが行われます。

例えば、ロゼッタのT-400は塩野義製薬株式会社で活躍しています。海外の取引先と英文メールをする際に利用されたり、翻訳、ライティング部門でも役立ったりしています。ロゼッタのT-400は医学という責任重大な分野でも利用されているんです。

株式会社ロゼッタのクラウドソーシングサービス

ロゼッタが運営するクラウドソーシングは翻訳のお仕事を気軽に依頼できるプラットフォームです。世界中にいるロゼッタの85,000人のバイリンガルに業務を依頼することができます。翻訳や調査、ローカライズなど、ロゼッタは翻訳に関わることなら何でも行っているんです。

AIを開発する株式会社ロゼッタ

ロゼッタが設立された当時、社長を中心とする代表は人工知能(AI)の開発を目指していました。AIによって翻訳を行える時代に先駆者となって開発研究を行う企業、それがロゼッタです。現在でもAIの研究は続いているものの、ロゼッタはITなどを通して今できることを一生懸命行っています。