株式会社ぐるなびの概要と沿革

まず、ぐるなびの基本情報は以下の通りです。

【ぐるなびの概要】

社名株式会社ぐるなび(Gurunavi, Inc.)
本社所在地東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル6F
設立年月日1989年(平成元年)10月2日
代表取締役社長久保 征一郎
株式公開東証一部上場(証券コード:2440)
資本金2,334百万円(2016年6月30日現在)
事業内容パソコン・携帯電話・スマートフォン等による飲食店のインターネット検索サービスその他関連する事業
ぐるなびHP:会社概要より引用


ぐるなびは、東京都千代田区に本社を置いており、現在は東証一部への上場も果たしています。1996年に株式会社NKB内の事業としてはじまったぐるなびのサービスは提携店舗の予約をインターネット上で出来るという画期的なものでした。そして2000年に株式会社ぐるなびとして会社としてのぐるなびが誕生します。一般的な外食や飲み会などでの利用だけでなく観光にも一役買っているのがぐるなびなんです。

それではぐるなびの歴史を沿革で見ていきましょう。

【ぐるなびの沿革】

1996年06日株式会社NKBの一事業部として飲食店検索サイト「ぐるなび」をインターネット上に開設
1996年08日オプションサービス「予約システム」開始
1997年03日国際観光日本レストラン協会と提携
1997年09日「ぐるなび全国版」開設
1998年03日全国芽生会と提携
1998年05日駅検索サービス開始
1998年08日大阪料飲経営協会と提携
1999年07日「お得掲示板」開始
1999年08日「ぐるなびボード」設置
1999年09日NTT docomo「iモード」対応サービス開始
2000年02日J-PHONE「J-スカイ」対応サービス開始
株式会社ぐるなび 発足
加盟店1万店突破
2001年11日加盟店管理画面導入
NTT docomo「GPS」対応サービス開始
2004年04日東京メトロのおでかけサイト「Let's Enjoy TOKYO」に情報提供開始
2005年01日携帯版限定サービス「特別クーポン」開始
2005年04日大阪証券取引所ヘラクレス上場
2005年07日JR東日本とSuica電子マネー事業で業務提携
2005年09日飲食店の地図上検索プログラム開始
2005年10日ジョイジョイ株式会社を子会社化
2005年11日ぐるなび上海社設立
株式会社ぐるなびプロモーションコミュニティ設立
2006年04日「ぐるなびプレミアム」開始
Let’s Enjoy TOKYOのフリーペーパー「東京トレンドランキング」に情報提供開始
「ぐるなびみんなの口コミ」開始
2006年10日ぐるなび50万件のレストラン情報を掲載
2006年11日MSNに情報提供開始
2007年01日「Ameba(アメブロ)」内にウエディングブログポータル「ハピナビ」開設
2007年02日「Gourmet Guide」(ぐるなびモバイル英語版)開設
2007年03日モバイル版「NAVITIME」、KDDI「EZ ナビウォーク」に情報提供開始
2007年09日「ぐるなびタッチ」開始
2007年10日株式会社インターネットなび東京を吸収合併し、「Let's Enjoy TOKYO」をぐるなびと東京メトロの共同事業として運営開始
2007年11日合弁会社フェリカポケットマーケティングを設立
2008年01日YouTubeで動画配信サービス開始
中国網とサーチナの共同サイト「2008年北京オリンピック特集」に情報提供
2008年10日東京メトロ4駅に「Let's Enjoy タッチ」設置
2008年12日「ぐるなび環境宣言」制定
「ぐるなびエコ」「飲食店のエコページ」開設
「ぐるなび幹事の味方」開設
東京証券取引所市場第一部に上場
2009年02日NTT docomo対応「ぐるなびウィジェット」提供開始
2009年03日「ぐるなびシェフ」開設
2009年04日iPhone/iPod touch 向け「ぐるなび」アプリケーション提供開始
2009年05日「ぐるなびPRO」にて「週刊ぐるなび市場」開始
2009年06日全国の信用金庫取引先の食材を加盟店等に紹介し、「日本全国しんきん旨いもん地図」開設
2009年09日農林水産省の助成を受け「マルシェ・ジャポン」全国事務局を運営
経済産業省より「soco coco」事業受託
2009年10日桐生市の飲食店開業を支援する「桐生市飲食店創業塾」開講
2009年11日経済産業省より先進的植物工場推進事業を受託
2010年04日Andoroid向け「ぐるなび」アプリケーション提供開始
2010年06日「チョットぐ」サービス開始
2010年07日「生産者の顔が見えるこだわりメニュー」開設
飲食店のバリアフリー情報掲載開始
2010年08日iPad向け「ぐるなびレシピ」アプリケーション提供開始
2010年09日iPad向け「ぐるなび」アプリケーション提供開始
「ぐるたび」開設
2010年10日株式会社ぐるなび総研設立
ジョイジョイ株式会社を吸収合併
日本ミシュランタイヤ株式会社の協力のもと、「ミシュランガイド2011」掲載店の星マークを「ぐるなび」にて表示開始
2011年04日「ポイントご利用券」交換サービス開始
震災後の飲食店を応援する「外食の日~飲食店にエールを!~」開始
2011年05日避難生活を送る方へコース料理を無料で提供する「Happy Restaurant」を群馬県にて開催
2011年06日「ぐるなびウエディング」にて「お披露目会ウエディング」開始
2011年08日「プレミアムレストラン」開設
2011年09日ぐるなび会員向け「シークレットクーポン」開始
全国共通お食事券「ぐるなびギフトカード」販売開始
2011年10日「私のおすすめ口コミ・メニューランキング」開始
2011年11日モバイル向け「ワケあり『得・ぐ』クーポン」開始
2012年06日ぐるなびスーパー「ぐ」ポイント店頭利用開始
2012年09日iOS6向け「Passbook」対応開始
2012年10日「ぐるなびシンガポール」開設
2012年11日「ぐるなびウエディング」アプリケーション提供開始
「ミシュランガイド・デジタル」運営開始
2013年03日6次産業化パートナーズ投資事業有限責任組合設立
2013年04日「ぐるなびPRO認証システム3.0」提供開始
2013年05日「ぐるなびPRO認証システム3.0」に「Suica」決済機能を追加
2013年06日「imaココデ」アプリケーション提供開始
2013年08日Square株式会社、三井住友カード株式会社と協業し「ぐるなびPRO認証システム」の決済機能の強化を開始
2013年09日株式会社ぐるなびサポートアソシエが平成25年度障害者雇用職場改善好事例で優秀賞を受賞
2013年12日和食文化の保護・継承プロジェクト応援サイト「おいしい和食を世界に!未来に!」開設
「ぐるなび情報ラウンジ」が「JNTO認定外国人観光案内所」として認定
2014年03日フェリカポケットマーケティング(株)の株式を譲渡
2014年04日「ぐるなび」タブレット端末による交通系電子マネー決済JR北海道・東海・西日本・九州で利用開始
2014年06日アメリカン・エキスプレスカード会員向けぐるなびネット予約システム提供開始
2014年07日「SMARTチェックイン」サービス開始
2014年08日「京都市・ぐるなび地域活性化包括連携協定」締結
「Japan Trend Ranking」フランス・台湾・香港の3カ国版を新設
「こちら秘書室公認 接待の手土産」サイト開設
グルメキュレーションマガジン「メシコレ(mecicolle)」開始
2014年10日飲食店ネット予約で選べるポイントサービス開始
美食のキュレーションサイト「ippin(イッピン)」を開始
2014年11日「アメリカン・エキスプレス ダイニング トレンドpowered byぐるなび」を一般提供開始
日本最大級の料理人コンペティション(RED U-35) 2014開催
2014年12日日本の食文化を後世に遺す「今年の一皿」2014年において「ジビエ料理」決定
ぐるなびHP:沿革より引用


沿革が少し長くなってしまいましたが、これでもまだ一部です。ぐるなびは相当数のコンテンツをこれまで発表してきており、現在では官庁からのお墨付きのサービスも展開しています。海外からの外国人誘致にも大活躍しており、ぐるなびの情報が日本の飲食店の検索ツールのトップであることがわかりますね。予約ツールや、割引ツールなどユーザーが求めているシステムを迅速に提供してくれるところがぐるなびのすごさだと思います。あの有名なミシュランガイドとも提携しており、みなさんがお探しのお店がぐるなびでは必ず見つかると思いますよ!

株式会社ぐるなびの企業理念

次に、ぐるなびの企業理念をまとめていきます。

【企業理念】

“日本発、世界へ”

「食」に繊細なこだわりを持つ国民性を生かし、日本ならではのオリジナリティあふれるビジネスを展開します。

1. 私たちは顧客の満足を第一に考えます。

飲食店をはじめとする食関連事業者に対して、データベースをフルに機能させた有益なサービスを提供します。
ネットユーザーに対して、楽しさあふれる「食」の最新情報を日々提供します。

2. 私たちは社員が夢を持って働ける職場環境を考えます。

常に社員が進化(※)しながら、夢を持って働ける職場をつくります。
家族に対する責任を十分に果たすことができるよう配慮します。
成果と能力が公正に評価され、自由に提案できる環境をつくります。

3. 私たちは常に社会性を重んじ、社会への貢献を考えます。

社会に向けて、楽しく、豊かな食生活を提案します。
世界に向けて、日本からの新しい食文化を発信します。
ネット事業を通して、社会の発展に貢献します。

4. 私たちは健全な事業利益と株主への正当な報酬を考えます。

革新的な研究開発・企画開発を行い、新たな試みを実践し、失敗は必ず償います。
新サービスを次々に市場に導入し、逆境に備えての蓄積を行います。
その結果として、株主への正当な報酬を約束します。
ぐるなびHP:企業理念より引用

ぐるなびを企業としての目線から見てみると、しっかりとした考えが伺えます。独自のシステムにより新たなビジネスを開拓したといってもいいそのぐるなびの経営への姿勢はやはり素晴らしいです。我々ユーザーが求めている情報をいち早くデータベース化し、お店がしたい宣伝と融合させて造ったぐるなびサービスは企業としての努力の結晶です。そして数多ある飲食店の中から自分のお気に入りを探す、そして全国展開することにより各地域毎の活性化にも繋がる。ぐるなびの始めたサービスは日本の飲食業界だけでなく、多くの人たちへの貢献をしていますよね!

株式会社ぐるなびの事業内容

ぐるなびの事業内容は以下の通りです。以下の通り、ぐるなびの中でも様々なコンテンツを提供しています。それぞれのニーズに合わせた飲食店の紹介をしてくれるものであり、検索する側の状況によってぴったりのお店を探すことができる素晴らしいものばかりです!

<運営サイト>
ぐるなび
ぐるなびPRO for 飲食店
ぐるなびPRO for メンバー
こちら秘書室
ぐるなび食市場
ぐるなびデリバリー
ぐるなびWEDDING
旅ぐるたび
SURF&SNOW

日本の飲食業界の発展にすさまじい貢献をしている株式会社ぐるなび!

ぐるなびは、インターネットポータルサイトを運営する立場から飲食業界の発展へすさまじい貢献をしてきました。独自のガイドブックの製作をはじめ、官庁からの依頼を受けて地域活性化への貢献を果たすなど、ぐるなびはポータルサイトの枠を超えた活躍をしています。ひとつの検索ツールとして誕生したぐるなびは、現在は日本屈指の飲食店検索ツールとしてガイドブック化しているのは間違いありません。きっとこれからもぐるなびは新しいコンテンツを我々ユーザーに届けてくれることでしょう。これからも飲食業界の発展と日本の活性化へ貢献を続けていってもらいたいものですね!