アルプス電気の企業概要と沿革

概要(2017年7月時点)

社名アルプス電気株式会社
本社所在地東京都大田区雪谷大塚町1-7
設立年月日1948年11月1日
代表取締役社長栗山 年弘
株式公開東証一部
資本金387億30百万円(2016年3月末現在)
事業内容電子部品を開発・製造、販売
(引用:アルプス電気公式ホームページ)

 アルプス電気は東京に本社があり、仙台に開発センター、宮城県古川、宮城県涌谷、宮城県角田、宮城県北原、新潟県長岡、福島県小名浜、福島県平に工場があります。全国に営業所や関連会社があります。アルプス電気グループは、アメリカ、ヨーロッパ、アセアン、韓国、中国に開発・生産・販売拠点を展開しています。アルプス電気は単体でも5000人以上連結にすると30000人以上が働く大きな会社です。

アルプス電気の事業内容

「独自の技術力で暮らしの「快適さ」を支える、アルプス電気の事業・製品分野」
 アルプス電気の製品は、自動車・家電製品・情報通信機器・携帯電話・PC・アミューズメント機器など、幅広い分野の機器に搭載されています。アルプス電気の製品は日本を核に、欧州・米国・アジア地域などに拠点を展開されています。

オートモーティブ分野

 クルマに関わるエンジニアたちは、常に5年先・10年先を考えています。アルプス電気の実験室では、10年先の安全性・快適性・環境課題にチャレンジしています。

身近なアルプス電気の製品
HMI[Human Machine Interface]/ 車外インターフェース
ボディコントロール・パワートレイン

モバイル分野

 モバイル機を構成する1つ1つの電子部品はアルプス電気の製品です。アルプス電気の部品は品質・性能を向上し、なおかつ小さく・薄く・軽いです。

エネルギー・ヘルスケア・インダストリー・IoT分野

 アルプス電気では、ヘルスケア市場や話題のIoT(Internet of Things)分野でのビジネス拡大に注力しています。独自技術を用いたセンシングデバイスなどを開発しています。

アルプス電気の技術

 固有技術を進化・融合させ、新たな「価値」ある電子部品を創出し続けています。アルプス電気は長年培ってきた「メカトロニクス技術」を独自に進化させると共に、機能デバイスの開発を支える「プロセス技術」や最適な材料を開発・選択する「マテリアル技術」を進化・融合させることで、唯一無二の「価値」ある製品を創出し続けています。

 アルプス電気のEMC評価センターでは、小型から大型まで5つの電波暗室施設を有し、車載機器から民生機器までのEMCとアンテナ性能の測定・評価を幅広く行っています。アルプス電気では、評価センターと製品開発部門を隣接させることで、これら評価システムの機能を最大限に発揮させ、開発から評価、生産までのスピードアップを図るとともに、各種EMC規格・規制への対応を通じ製品の信頼性を向上しています。

 タッチパネルデバイスはアルプス電気の技術の総合力を示す代表的な製品です。画面に触れることで、機器の操作を可能にするタッチパネルデバイス、その接触位置の検知 にはさまざまな方式があり、アルプス電気では主に2種類の製品を開発・製造しています。

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