ミネベアミツミにまつわる数字

・22mm以下のミニチュアボールベアリングが世界シェアNo1です。
・ミネベアミツミは世界最小の1.5mmミニチュアボールベアリング を開発しています。
・ボールベアリング+機械部品=ピボットアッセンブッリーを開発しています。
・世界最薄の導光板を大量生産できるのはミネベアミツミだけです。
・世界最小径ステッピングモーターを開発しています。
・航空機エアバスA380にミネベアミツミのベアリングが850個使われています。

ミネベアミツミの強さのわけ

「超精密機械加工技術」と「大量生産技術」の両立で、高品質な製品を世界中の市場へ

 ミネベアミツミの主力製品を支えているのが、独自に開発された製造設備や金型などの技術です。精密部品を安定した品質で量産するためには、高性能な工作機械と組立機械の適正配置、製造ラインを効率よく稼動させるためのメンテナンス技術が必要となります。製造設備は、当社仕様に開発され、品質・生産性の向上に貢献しています。また金型は超精密な機械加工技術や放電加工技術により製作され、なおかつ補修用の治具、工具の内製により、高精度な金型の充実したメンテナンス体制につながっています。

 さらに内製部品はその金型を使用し、わずかな公差しか許されない品質を保持しています。このような、金型・製造設備から構成部品の製造、製品の組立に至るまで、自社での一貫生産を可能にする、独自の「垂直統合生産システム」の確立により、ミネベアミツミの最大の競争力である「超精密機械加工技術」と「大量生産技術」の両立が実現されています。さらに60年以上にわたり蓄積されたノウハウは、単に同じ設備や機械を導入するだけでは真似のできない強い競争力となっています。

・ミネベアミツミの垂直統合生産システム

①日本のマザー工場では設計や製品開発とともに、材料開発なども行っています。またタイや中国、シンガポールの量産拠点でも各種化学分析、環境試験など日本と同等の高いレベルで解析を行う機能を有しています。

②構成部品を製造するための金型や、製造設備、そこに組み込む刃物や補修用の治具・工具も設計、製作しています。さらに工場の建設、稼動を支える施設管理業務も行っています。

③自社で設計・製作した金型により、各種製品に組み込まれるプレス部品、プラスチック射出成型部品、ダイキャスト部品を内製しています。

④自社で内製した構成部品を用いて製品を組み立て、検査まで行います。量産製品については、原則として大規模な自動組立ラインを導入しています。機械加工から組立・検査工程に至るまで、自社内で完結する一貫生産体制を展開し、世界中のどの工場でも同じレベルの高品質な製品を量産できる体制を確立しております。

(引用:ミネベアミツミ株式会社公式ホームページ)

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