ミネベアミツミ株式会社の企業理念

ミネベアミツミの経営方針  五つの心得

(1)従業員が誇りを持てる会社でなければならない
(2)お客様の信頼を得なければならない
(3)株主の皆様のご期待に応えなければならない
(4)地域社会に歓迎されなければならない
(5)国際社会の発展に貢献しなければならない

(引用:ミネベアミツミ株式会社公式ホームページ)

事業ビジョン

 ミネベアミツミは5つの戦略を掲げています。

① ボールベアリングの外販目標数量を月平均1億8千万個とする。

② 複合製品の開発、拡販を行い、"Electro Mechanics Solutions®"をさらに加速する。

③ 照明器具及びその部品の事業基盤を確立する。ミネベアミツミの連結子会社であるPARADOX社のワイヤレス通信技術と当社の光学、精密加工技術を融合し、スマートシティ、新型LED照明器具SALIOT(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things)等の事業を進めます。

④ 計測機器関連製品の年間売上目標を500億円とする。

⑤ 航空機部品事業の売上目標を700億円とする。

 ミネベア株式会社とミツミ電機株式会社は2017年3月17日を効力発生日とする経営統合契約及び株式交換契約を締結致しました。ミネベアミツミは両者のそれぞれの事業領域における課題に取り組み、業績の拡大、企業価値の向上を目指すとともに、更なる事業の継続的な成長や発展の加速化を実現していきます。

事業ポートフォリオ

1951年 7月東京都板橋区小豆沢において、わが国初のミニチュアベアリング専門メーカー「日本ミネチュアベアリング株式会社」を設立。
1956年 10月本社を東京都中央区日本橋兜町に、工場を埼玉県川口市上青木町に移転。
1959年 6月埼玉県川口市青木町に新工場を建設し、本社工場を同所に移転。
1960年 9月米国 Miniature Precision Bearings Corp.(MPB社)と販売提携を始める。
1961年 8月株式を東京証券取引所店頭売買銘柄として 公開。
10月東京証券取引所市場第二部発足と同時に、第二部に上場。
1962年 11月米国市場開発のため駐在員を派遣。
1963年 3月軽井沢工場を建設し、一部工程を移転。
1964年 1月米国 MPB社との販売提携を相互の了解のもとに円満に解除。
1965年 7月川口工場を閉鎖し、全施設を軽井沢工場に移転。本社所在地を埼玉県川口市より長野県北佐久郡御代田町に移転。
1967年 3月欧州市場開発のため、英国ロンドンに駐在員を派遣。
1968年 9月米国ロサンゼルス現地法人 Nippon Miniature Bearing Corporation(現NMB Technologies Corporation)を設立。
1972年シンガポール工場からの第1期研修生
1970年 10月東京証券取引所市場第二部より第一部に上場。
1971年 4月英国に販売会社 NMB (U.K.) Ltd.を設立。
5月大阪、名古屋両証券取引所市場第一部に 上場。
9月SKF社のREED工場(米国 現 New Hampshire Ball Bearings,Inc. チャッツワース工場)を買収し、米国において生産活動を開始。
1972年 2月シンガポールに製造会社 NMB Singapore Ltd.を設立。
1974年 9月東証第二部上場のひずみ測定器大手メーカー 新興通信工業(株)(現 ミネベア(株) センシングデバイス事業部)を買収。
1975年 1月米国の電子機器メーカー IMC Magnetics Corp.(アメリカン証券取引所上場)を買収。
7月東証第二部上場のネジの総合トップメーカー(株)東京螺子製作所(現 ミネベア(株)藤沢工場)、防衛関連機器メーカー 新中央工業(株)(現 ミネベア(株)大森工場)を買収。
1977年 9月大証第二部上場の自動車部品メーカー 大阪車輪製造(株)を買収。
米国の多国籍企業マロリー社のモーター部門である Hansen Manufacturing Co., Inc.(現Hansen Corporation)を買収。
10月旧西独に販売会社 Nippon Miniature Bearing GmbH(現 NMB-Minebea-GmbH)を設立。
1978年 2月国内第2位のスピーカーメーカー北斗音響(株)、トランスメーカー(株)ハタ通信機製作所を買収。
1979年 8月大証第二部上場のダイキャストメーカー 帝国ダイカスト工業(株)を買収。
1980年 1月製造会社台湾美蓓亞電子股份有限公司を設立。
光洋精工(株)のシンガポール工場を買収し、Pelmec Industries (Pte.) Ltd.を設立、小径ボールベアリングの生産を開始。
8月タイに製造会社 NMB Thai Ltd.を設立。
1981年 1月当社の販売部門を分離独立させ、(株)エヌ・エム・ビーを設立、同社に当社グループメーカーの販売部門を合併。
10月(株)東京螺子製作所、新興通信工業(株)、新中央工業(株)、および大阪車輪製造(株)の系列メーカー4社を吸収合併し、社名を「ミネベア株式会社」と変更。
12月家具の輸入販売会社(株)アクタスを設立。
1982年 6月北斗音響(株)と(株)ハタ通信機製作所を合併し、ミネベア電子(株)を設立。
9月イタリアに販売会社 NMB Italia S.r.L.を設立。
1983年 3月冷却用ファン・モーターメーカー(株)コンドー(現 エヌ・エム・ビー電子精工(株))を買収。
10月ソニー(株)全額出資の高級スピーカーメーカー(株)オーディオリサーチを買収。
1984年 5月半導体メモリーの製造・販売を目的に、千葉県館山市に(株)エヌ・エム・ビー セミコンダクターを設立。
8月タイに製造会社 Minebea Thai Ltd.および Pelmec Thai Ltd.を設立。
10月大証第二部上場のダイキャストメーカー 帝国ダイカスト工業(株)を吸収合併。
11月ミネベア電子(株)と(株)オーディオリサーチを合併してエヌ・エム・ビー オーディオリサーチ(株)を設立。
1985年 3月米国のベアリングメーカー(アメリカン証券取引所上場)New Hampshire Ball Bearings, Inc.を買収。
6月シンガポールに精密金型の製造会社 NMB Precision Tool & Die (Pte.) Ltd.を設立。ミネベア信販(株)を設立。
1986年 5月静岡県磐田郡浅羽町に開発技術センターおよびミネベアエレクトロニクス(株)を設立。
1987年 5月タイに合弁製造会社 Thai Ferrite Co., Ltd.(現Power Electronics of Minebea Co., Ltd.)を設立。
1988年 2月英国のロッドエンド&スフェリカル・ベアリングメーカー Rose Bearings Ltd.(現 NMB-Minebea UK Ltd.)を買収。
3月米国に電子機器の販売会社 NMB Technologies, Inc.(現 NMB Technologies Corporation)を設立。タイに合弁製造会社 Minebea Electronics(Thailand)Co., Ltd.を設立。
12月タイに製造会社 NMB Hi-Tech Bearings Ltd.および NMB Precision Balls Ltd.を設立。
1989年 1月フランスに販売会社 NMB France S.a.r.l.(現NMB Minebea S.a.r.l.)を設立。
6月スピーカー・ボックスメーカー環中企業股份有限公司を買収。
日本での販売会社である(株)エヌ・エム・ビーをミネベア(株)の大株主である(株)啓愛社に合併し、(株)啓愛社エヌ・エム・ビーを設立。
1990年 8月米国の電源装置メーカー Power Systems, Inc. を買収。
10月ドイツの精密小型モーターメーカー Papst-Motoren GmbH & Co KGと合弁でHDD用スピンドル・モーターの開発会社PAPST-MINEBEA-DISC-MOTOR GmbHを設立。
11月英国のRose Bearings Ltd.(現 NMB-Minebea UK Ltd.)スキグネス工場において小径ボールベアリングの製造を開始。
1992年 1月英国の電源装置メーカー Sorensen社を買収し、スコットランドにMinebea Electronics (UK) Ltd.を設立。
1993年 3月(株)エヌ・エム・ビー セミコンダクターの経営権を新日本製鐵(株)に譲渡。
4月台湾美蓓亞電子股份有限公司を環中企業股份有限公司に吸収合併。
8月Papst-Motoren GmbH & Co KGとの合弁契約を解消。PAPST-MINEBEA-DISC-MOTOR GmbHの全保有株を取得し、社名をPrecision Motors Deutsche Minebea GmbHに変更。
10月販売およびR&D活動等を目的に、シンガポールにMinebea Trading Pte. Ltd.(現Minebea Technologies Pte. Ltd.)を設立。
1994年 3月ドイツのベアリングメーカー "FAG Kugelfischer Georg Schafer AG"と業務提携を締結。
4月中国に製造会社上海美蓓亚精密机电有限公司、(英文名:Minebea Electronics & Hi-Tech Components (Shanghai) Ltd.)を設立。
8月韓国に販売会社NMB Korea Co., Ltd.を設立。
12月ミネベア信販(株)の信販事業を米国GEキャピタルコーポレーションの子会社であるゲートファイナンス(株)に譲渡。
1995年 3月タイの表面処理加工メーカーMF Industries Co., Ltd.(現Minebea Thai Ltd.)に資本参加。
10月タイにR&Dセンターを設立。
1996年 8月シンガポールにR&Dセンターを設立。
中国・上海のボールベアリング一貫生産工場(ミネベア最大のベアリング工場)が操業を開始。
10月英国スコットランドにNMB (U.K.) Ltd. インチナン工場を新設。
1999年 3月米国に設立したNMB Corporation, Technical Centerで品質評価および試験活動を開始。
7月米国の現地法人 NMB CorporationとNMB Technologies, Inc.を合併し、NMB Technologies Corporationに商号変更。
9月ミネベア信販(株)の経営権をLSF Nippon Investment Company, LLCに譲渡。
2009年 ドイツmyonic社を買収
2001年 1月(株)啓愛社エヌ・エム・ビーNMB事業部をミネベア(株)に移管。
2002年 6月松下電器産業(株)とHDD用動圧流体軸受モータ事業に関する生産委託に合意。
8月シンガポールのハンシングループHuan Hsin Holdings Ltd.との合併会社 Sheng Ding Pte. Ltd.が、中国にパソコン用キーボードの生産子会社 Shanghai Shun Ding Technologies Ltd.を設立。
9月松下電器産業(株)とDC軸流ボックスファンモータ事業に関する共同開発及び生産委託に合意。
2003年 8月松下電器産業(株)モータ社と情報モータ四商品(軸流ファン・モーター、ステッピング・モーター、振動モーター、ブラシ付DCモーター)事業を統合し、2004年に新会社を設立することを決定。
2004年 4月松下電器産業(株)モータ社との合併会社「ミネベア・松下モータ株式会社(現 ミネベアモータ(株))」設立。
7月英国子会社のNMB-Minebea UK Ltd. が、スロバキア共和国に現地法人NMB Minebea Slovakia s.r.o.を設立し、キーボードの印刷を移管。
2006年 3月シンガポール合弁会社SHENG DING PTE. LTD. のHUAN HSIN HOLDINGS LTD. との合弁契約を解消し、全株式を取得。
2008年 4月タイに所在する NMB Thai Ltd.、Pelmec Thai Ltd.、Minebea Thai Ltd.、NMB Hi-Tech Bearings Ltd.、NMB Precision Balls Ltd.、Minebea Electronics (Thailand) Co., Ltd.、及び Power Electronics of Minebea Co., Ltd. の7社を統合合併し、社名をNMB-Minebea Thai Ltd.とする。
7月ドイツ・オーデルツハウゼンに先進エレクトロニクスR&Dセンター・ヨーロッパ(Advanced Electronic Research and Development Centre Europe)を開設。
2009年 1月FDK株式会社のステッピングモータ事業を買収し、マイクロアクチュエータ事業部を設置。
3月ドイツの極小・小径ボールベアリングメーカー myonic Holding GmbH 及びその子会社を買収。
2010年 4月ミネベアモータ(株)がパナソニック(株)モータ社の情報モータ事業部を買収し、ブラシレスモータ事業部を設置。
8月樹脂射出成形用精密金型メーカーの第一精密産業株式会社を日本みらいキャピタル(株)が運営するファンド(NMC 2002 L.P.)より買収。
中国蘇州市に美蓓亜電子科技(蘇州)有限公司(Minebea Electronic Devices (Suzhou) Ltd.)を設立、翌年4月よりLEDバックライトの生産を開始。
10月カンボジアにMinebea (Cambodia) Co., Ltd. を設立、翌年4月よりプノンペン経済特区内のレンタル工場で小型モーターの生産を開始。
2011年 4月プノンペン経済特区内のレンタル工場で小型モーターの生産を開始。
7月ミネベア(株)創立60周年を迎える。
12月カンボジア・プノンペン経済特区内に自社工場が完成し、本格的な生産活動を開始。
2012年 5月韓国モアテック社(英文名:Moatech Co., Ltd.)の発行済株式数(50. 8%)を取得し、ミネベアグループ傘下に。
8月ミネベア(株)創立60周年記念事業として「公益信託ミネベア東日本大震災孤児育英基金」を設立。
2013年 1月東京都港区三田に自社ビルを取得し、業務開始。
2月パナソニック(株)とのモーター合弁事業を解消。
4月インドに販売会社NMB-Minebea India Private Ltd.を設立(グルガオン市)。
5月独子会社myonic社が、産業機械用大型ベアリングのAPB Service GmbHの事業資産を取得。
韓国KJ Pretech Co., Ltd.との業務・資本提携関連契約を締結。
7月米国子会社NHBBがセラミックベアリングの製造販売を行っている独CEROBEAR GmbHの全株式を取得。
2014年 1月ワイヤレス技術及びネットワーク技術を持つスイスのParadox Engineering SA社の発行済株式数(34.71%)を取得し、資本参加。
6月米国子会社Hansen Corporationを売却。
7月岡本硝子(株)の子会社であり、薄板精密成型ガラスを製造するJAPAN 3D DEVICES(株)を子会社化。
8月中国にボールベアリング製造・販売子会社慈渓新美培林精密軸承有限公司を設立。
12月航空機部品、宇宙開発関係部品を製造する塩野プレシジョンを設立。
2015年 2月ミネベア(株)及び(株)日本政策投資銀行(DBJ)が、独計測機器大手Sartorius Mechatronics T&H GmbHとその子会社の全株式を取得。(ミネベア:51%、DBJ:49%)
7月Paradox Engineering SA社を子会社化。
2016年 2月メキシコに現地販売子会社NMB-Minebea de Mexico, S. de R.L. de C.V.を設立。
3月ミツミ電機株式会社と経営統合契約及び株式交換契約を締結。
2017年 1月ミツミ電機と経営統合し、社名を「ミネベアミツミ株式会社」に変更
(引用:ミネベアミツミ公式ホームページ)

小さくなる電気製品を支えるミネベアミツミ

いかがだったでしょうか。ミネベアミツミはそれぞれの領域の課題を解決し合うことで相乗的な企業価値向上を目指しています。スマートフォンから航空機にまで関わるミネベアミツミを訪れてみてはいかがでしょうか。

※本ページ内の情報は2017年7月時点のものです。