株式会社クラウディアの概要と沿革

まず、クラウディアの基本情報は以下の通りです。

【クラウディアの概要】

社名株式会社クラウディア
本社所在地京都市右京区西院高田町34番地
設立年月日1976年(昭和51年)12月
代表取締役会長兼社長倉 正治
株式公開東証一部上場(証券コード:3607)
資本金10億7,159万円
事業内容ウェディングドレスの製造、販売、レンタルおよび挙式サービス
クラウディアHP:会社概要より引用


クラウディアは京都府京都市に本社を置く、ウェディングドレスの製造、販売、レンタル、そして挙式サービスまでも行なう会社です。現代の結婚式において衣装文化の代表としてウェディングドレスを中心に業界をリードしてきたのがクラウディアです。近年、多様化しているブライダル業界において、メーカーの強みを活かし、利用者の信頼を獲得するために様々なサービスを提供することで人気を不動のモノにしてきています。

それではクラウディアの歴史を沿革で見ていきましょう。

【クラウディアの沿革】

1976年12月京都市右京区嵯峨広沢北下馬野町9番地31において株式会社クラウディア(資本金200万円)を設立
1982年6月本社を京都市右京区西院高田町34番地(現在地)に移転
1983年10月やまもと寛斎とブランドライセンス契約を締結、「KANSAI」ウエディングショーを開催
1984年3月東京都新宿区に東京支店を開設
1987年1月福岡市中央区に福岡支店を開設
1987年7月札幌市中央区に札幌支店を開設
1988年3月本社にリース事業部を設置、レンタル事業を開始
1995年5月縫製工場拡充のため、中国青島市に青島瑪莎礼服有限公司(現・連結子会社)を設立、ウエディングドレスの海外生産に着手
1996年12月東京都中央区に直営セルショップ「銀座クチュールナオコ」を開設、セル用ドレスの販売を開始
1997年9月販売部門の強化を図るため、株式会社ダイアナを吸収合併
1999年2月有限会社ラブリーを設立
2000年6月米国ハワイ州にKURAUDIA USA. LLC. (連結子会社)を設立、海外挙式事業を開始
2000年9月大阪市中央区に「銀座クチュールナオコ」心斎橋店を開設
2001年2月フランチャイズ契約に基づき、京都市左京区において結婚式場「アイネス宝ヶ池ウエディングビレッジBis」の営業を開始、式場運営事業を開始
2001年6月豪州ゴールドコーストにKURAUDIA AUSTRALIA PTY. LTD. を設立
2001年12月青島瑪莎礼服有限公司の青島工場がISO9001の認証取得
2001年12月婚礼衣裳業界初の芸能人プロデュースブランド「シェーナ・ドゥーノ」を発表
2003年3月米国準州グアムにKURAUDIA GUAM. INC.(連結子会社)を設立
2003年5月有限会社ラブリーを株式会社ラブリーに法人改組
2003年9月札幌市中央区に「銀座クチュールナオコ」札幌店を開設
2004年1月2004春夏パリ・オートクチュール・コレクションに「シェーナ・ドゥーノ」を出展
2004年2月フランチャイズ契約解消に伴い、結婚式場「アイネス宝ヶ池ウエディングビレッジBis」の名称を「アイネス宝ヶ池ウエディング」に変更
2004年5月大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
2004年9月KURAUDIA USA.LLC.をKURAUDIA USA.LTD.に法人改組
2005年1月名古屋市中区に「銀座クチュールナオコ」名古屋店を開設
2005年3月東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2005年6月福岡市中央区に「銀座クチュールナオコ」福岡店を開設
2005年8月大阪市北区において結婚式場「アイネス ヴィラノッツェ 大阪」の営業を開始
2006年9月株式会社ラブリーを株式会社クラウディアコスチュームサービスに商号変更
2006年10月2007年春夏ニューヨーク・コレクション「Wedding Channel Couture Show NEW YORK」 に「シェーナ・ドゥーノ」を出展
2007年3月兵庫県神戸市の株式会社つるや衣裳店を完全子会社化
2007年3月結婚式場「アイネス宝ヶ池ウエディング」の名称を「アイネス ヴィラノッツェ 宝ヶ池」に変更
2007年8月東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に指定
2007年10月大阪府泉佐野市において結婚式場「アイネス ヴィラノッツェ オーシャンポートサイド」の営業を開始
2008年4月京都市下京区に「銀座クチュールナオコ」京都店、東京都中央区にアネックス店を開設
2008年12月ベトナム・ホーチミン市にVIETNAM KURAUDIA CO., LTD.(連結子会社)を設立
2008年12月神戸市中央区に「銀座クチュールナオコ」神戸店を開設
2009年3月株式会社ファーストウエディング(連結子会社)を設立
2010年8月株式会社クラウディアブライダルサービス(連結子会社)を設立
2010年9月沖縄県名護市に株式会社クラウディア沖縄(連結子会社)を設立
2010年11月沖縄県那覇市に「銀座クチュールナオコ」那覇店を開設
2011年3月沖縄県名護市において結婚式場「アイネスヴィラノッツェ 沖縄」の営業を開始
2011年4月東京都新宿区に「銀座クチュールナオコ」新宿店を開設
2011年9月仙台市青葉区に「銀座クチュールナオコ」仙台店を移設・開業
2012年3月大阪市港区において結婚式場「ル・センティフォーリア 天保山」の運営を開始
2013年5月長野県北佐久郡軽井沢町に「銀座クチュールナオコ」軽井沢店を開設
2013年5月リース事業部の事業所を現在地へ拡張移転
2013年9月株式会社つるや衣裳店を株式会社クラウディアコスチュームサービスに吸収合併
2014年4月中国青島市に青島瑪莎商貿有限公司(連結子会社)を設立、婚礼衣裳等の現地販売に着手
2014年5月婚活支援システム「マリッジメイト」を開設、婚活事業の運営を開始
2014年6月事業譲受によりインナー事業(大阪船場ファクトリー)の運営を開始
2015年8月KURAUDIA AUSTRALIA PTY.LTD.を清算
2015年9月大阪市北区において結婚式場「ル・センティフォーリア 大阪」の営業を開始
クラウディアHP:グループ沿革より引用


現在では東証一部への上場を果たしており、その業界でのリーダーとしてクラウディアは事業を続けています。常に最先端の市場を把握し、顧客のニーズに沿ったデザインを取り入れることで多くの利用者の獲得に成功してきました。そして挙式サービスにも力を入れており、ウェディングドレスを含めてのお手伝いをすることでクラウディアは非常に人気の企業となっています。

株式会社クラウディアの経営理念

次に、クラウディアの経営理念をまとめていきます。ブライダル専門メーカーとしての経験と歴史がこもった企業理念となっています。そして、常に新しいことへも挑戦を続ける姿勢も伺える素晴らしいものになっていると感じました。

【経営理念】

一、お客様の利益を創る
■ブライダル市場のトレンドと顧客ニーズを先取りした商品提案
■新郎新婦の満足度重視の商品・サービス提供
■得意先・提携先・仕入先との共存共栄
■株主への利益還元

一、社会奉仕
■品質重視の信頼される商品づくりに徹する
■「公器」としての企業の責務を果たす
■わが国の婚礼文化と社会発展への寄与

一、社員の生活向上
■より良い労働環境と働き甲斐のある職場作り
■役員・社員への利益分配
■福利厚生の充実
クラウディアHP:企業情報より引用

株式会社クラウディアの事業内容

最後にクラウディアの事業内容は以下の通りです。女性は一度は着てみたいと思っている方も多いウェディングドレスを扱う企業として、様々なニーズに応えられる努力をクラウディアは続けています。そしてそれらをより身近に、多くの方に見てもらえる事業展開もしており、業界のリーダーとして様々なことに挑戦していることがわかりますね!

【ホールセール事業】
ホールセール事業部門では、当企業グループの基幹事業である、ウエディングドレス・タキシード及びブライダルインナー等の企画・製造・卸売事業に加え、貸衣裳店向けの婚礼衣裳レンタル事業(=リース事業)を中心に展開しています。

【ショップ事業】
ショップ事業部門では、ホテル・結婚式場等との業務提携により、インショップ(=挙式施設に併設の衣裳室)運営しています。また、直営のオープンショップ(=路面店)「銀座クチュールナオコ」を全国主要都市に開設し、ウエディングドレスを販売するほか、海外・国内リゾート挙式の窓口としての機能を充実させています。

【式場事業】
式場事業部門では、直営の結婚式場「アイネス ヴィラノッツェ」等、6店舗を京都・大阪と沖縄で運営しています。
クラウディアHP:事業案内より引用

株式会社クラウディアは、一生に一度の『夢』を実現してくれます!

近年、多種多様に渡るブライダル市場において、常に新しい情報と市場を把握し、顧客の満足のいく衣装から挙式サービスまでをすばやく取り入れることで多くの信頼を獲得してきたのがクラウディアです。そのデザインは非常に豊富で、どれも素晴らしいモノとなっており、一生に一度の夢の挙式を行なえるような素晴らしいサービスを提供してくれています。その確かな信頼から、業界のトップリーダーとして人気も高く、これからも多くの方に利用される企業であり続けることと思います。そんなクラウディアにはますますの発展と成長に期待したいですね!