株式会社ナ・デックス ~“接合”技術が強みの機械商社。溶接機器の製造部門も持つ~

Vol.1 歴史

株式会社ナ・デックス 元代表取締役社長 桑原 敏郎 

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歴史(社長就任エピソード)

【桑原】

私が社長になったのは57歳の時だったかな。実は役員になったのは、50歳になってすぐだったのです。当社へ入ってから、社長になろうと思ったことは1回もないのです。オーナー企業だったので、そんなこと考えたこともなかったが、「役員にはなるだろう」というくらいの感覚はあったのです。

【桑原】

55歳のときだったと思いますが、オーナー会長がある大手企業からいらした方を社長にしたのです。なかなか問題のある人だったんですね。それで私の先輩である常務が、「これはまずいです」という話をしたら「僕のやった人事に文句あるのか」という話で、先輩は首になってしまったんですよ。56歳の時に(社長の問題を直談判するために)会長の家に行ったのです。前に先輩の常務が首にされたのを知っていますから。腹を決めたのです。それで「実はこういうことがあって、私は色々調べました」「これは由々しき問題だ」ということをいったら、会長は「お前の言うとおりだろうな」といったんですよ。その時は、拍子抜けしましてね。そして色々と話をしたら、「社長と対決できるか?」というので「ぜひやらせてください」ということで、(その社長に)辞めてもらうことになって、その時の私はまだ若かったんですよね。

【桑原】

会長は私を社長にしたかったらしいのですが、(まだ若いということで)もう1クッション置くということになり、その間に1人役付の方が見えたんです。この人が非常に人柄の良い人で、色々な話をした時に、「私は社長の器ではありません。勘弁してください」そう話をされたというのを聞いて怒鳴り込んで行ったのです。「仮に中途入社かわからないけれど当社の社員じゃないか」「当社の危機じゃないか。であれば、社長を受けてください」そう言いにいったんですよ。それでも「いや、僕は」というので、「あなたを社長にしても、俺はあなたに絶対に恥をかかせません」「俺が絶対こういう言葉を言うということは、ナ・デックスの10人、20人前の力じゃない。100人、200人、全員の力を俺1人でやる」そういったんですよ。それでは、1期だけということで(社長を)引き受けられて、1期だけで(社長を)退かれたのが2年半前ですね。それで私が、その後社長に就任したという経緯です。

社長プロフィール

President's profile
氏名 桑原 敏郎
役職 元代表取締役社長
生年月日 1947/7/7

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