株式会社ナチュラム（旧ミネルヴァ・ホールディングス株式会社） アウトドア用品・健康食品などのインターネット通信販売事業を手掛ける 株式会社ナチュラム（旧ミネルヴァ・ホールディングス株式会社） 元代表取締役会長 中島 成浩　

キャリア

【中島】

当社が提供できるのは、ビジネスの場であると考えています。ナチュラムという会社のいろいろなリソースを使って、社会に影響を与えていく、価値を高めていくことを、どんどんできるようになる、というのは社員の成長なんだと思います。

当社では社員の評価というものを何をもってするかというと、マネージメント能力を評価することを中心にしています。自分の能力のマネージメントもあるのですが、部下であったり周りの同僚であったり、あるいは取引先であったり、場合によってはお客様かもしれませんが、そういうことをいかにマネージメントして価値を生み出すのか、そういうことがどんどんできることが、マネージメント能力の向上であって、その人の成長でもあると捉えているわけです。そういう事を評価する評価システムが、中心になっているのですけれども、それで評価されるのは、マネージメント能力がありますという評価になってくるわけです。

そうなってくると当然、マネージメント能力がある人には部下をつけます。ポジションを与えます。そうするとどんどん役職が上がっていきます。自分が成長することに対しての喜びが必ずあると思うのですが、そこに合わせて役職が上がっていくわけですから、報酬もリンクして上がっていきます。物質的な満足というのは、後からついてくると思うのですが、これが会社と従業員の関係となっています。

【中島】

一言で言うと、「アントレプレナーシップ」と言いますか、持ち株会社にしたというのは、いろいろな会社も創っていきますし、いろいろな会社とも提携していきますということで、ゆくゆくはそういう会社の社長とかに、どんどんなってもらいたいと思っています。

そういう意味で、どんどん無限にそういうポジションのポストを作れる体制にしたいということもあるので、そういう事を言っているのですけれども、まだまだピンときてないみたいで、これから実際にそういう体制に変わってきたら、もっと尻を叩いてどんどん社長を増やそうかなと思っています。

将来的に私が何人の社長を作っていくとかというよりも、グループとしてそういう事で成長していってくれるような組織体に早くしておきたいと思っています。私が何年できるのかわからないですが、私が辞めて後任の人がそういう事を引き継いで、どんどん社長を増やしていく企業になればいいなと思っています。