Vol.3 事業
事業
【治山】
大きな柱の事業としては3つ、はるやま商事という郊外型の紳士服、2つ目の柱の業態としてはP、S、FA「Perfect Suit FActorv」と言いましてツープライスのスーツ専門店で、これはどちらかと言うと若い層がターゲットです。これは都心型用の店です。
3つ目の大きなくくりとしては、フォーエルと申しまして、これはビッグサイズの専門店です。ビッグサイズの楽園という部分も目指したいと思っているのですが、その3つ、プラス、モリワンという企業があります。
これは富山、金沢を中心としたデパートです。もう1つはHAL SUIT/ ハル スーツ、これは去年から始めた業態なのですが、これは未来型紳士服ショップということで位置づけていますが、モノを売るのではなくてコトを売る、コトとは何かと言いますと、モノを媒体にした本当にやりたいこと、一番わかりやすいのは、リクルートスーツです。別にリクルートスーツを買いたいわけではなくて、内定が欲しい。
でしたら、リクルートスーツを売るだけではなくて、内定がとれるような服装は何かというコーディネートなど含めて、お手入れの仕方など全部含めて、お客様に提供できないかというのがHAL SUIT/ ハル スーツです。テーマとしては「なりたいあなたになれる」です。
そこに行くと、カウンセリングを受けていただいて、「10歳若く見られたい」とか「部下にもっと信頼されたい」「強面なのでもう少しソフトに見られたい」といったお客様の要望を、コーディネーターが聞いて、全部スタイリストして提供するサービスです。これは政治家や、芸能人などにはよくスタイリストが付いてますが、それと同じことを普通の店でできないかというショップがHAL SUIT/ ハル ス—ツです。これが未来型ショップになります。
例えば、カラーチェック一つも、女性の方は化粧品などで慣れているかもしれないですが、男性はカラーチェックなんて受けたことありませんよね。生まれてこのかた、その方々に例えばカラーチェックして「あなたはモスグリーン系ですよ」「ブルー系ですよ」とアドバイスして、似合う色を提供する、それだけで全然変わってきます。
【治山】
これからは海外、中国やアジアでもっともっと広げていきたいですし、世界的な基準の中で仕事のオフィシャル着は、スーツなんです。サミットの時でも、基本的なオフィシャルウェアといったらスーツなんです。そこでまだまだ我々はビジネスチャンスがあるのではないかと思います。
人口であったり、気候であったり、そういうことを考えたら中国というのはまずは抑えないといけない、と思います。国内においては、少しずつ成熟化して、スーツオンリーではなくて、ビジネスウェアに変わってきました。ですからビジカジという部分も今後は力を入れていきます。
あるいはEコマース、ネットショップです。この部分も今後非常に力を入れていくべき部分です。あと、レディースという部門も今後、メンズでやってきたことをレディースでもどんどん活かしていきたいとおもっていまして、今後成長するであろう分野、こういう部分も見ながら拡げていきたい、まだまだ出店を重ねていきたいと思います。
経営者プロフィール
氏名 | 治山 正史 |
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役職 | 取締役会長 |
生年月日 | 1964年12月22日 |
会社概要
社名 | 株式会社はるやまホールディングス(旧はるやま商事株式会社) |
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本社所在地 | 岡山県岡山市北区表町1-2-3 |
設立 | 1974 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
治山 正史
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従業員数 | 1,207 名 |
WEBサイト | http://www.haruyama.co.jp/ |
事業概要 | 郊外型紳士服専門チェーンで業界4位。地元中国地方から西日本中心に展開。関東へも店舗進出 |