Vol.2 価値観
インタビュー内容
価値観
【治山】
当社の企業理念は「より良いものをより安く」それは先ほど言いましたように、当時高かったスーツを一般化する中で、品質を落とさない、でもお買い得、手の届く範疇でやっていこうというのが創業理念であり企業理念、それはずっと一貫しています。
もう1つの大きな柱としては、お客様第一主義です。先ほどの「信頼」という言葉を変えた部分ですが、やはりお客様を本当に第一に思って、信頼を築くことによって、ずっと続き、発展するということで、その2つが我々の中で一番大事なことです。
【治山】
私の代でクレドではないですが、もう1つずっと最近言い続けているのが、地域にとって必要な店になることです。小さな町の小さなパン屋さん、あるいは小さな町の小さな雑貨屋さん、そういうお店はなんか残っている、どんなに競合の大きなショッピングセンターができようが残ってる、なぜ残っているかというのは、地域にとって必要だからです。
そういった意味が必要だと思いますし、ほんとに、ああ、こういうことかと、それを痛感したことがあって、それは東日本大震災の時で、あの地震で40店舗くらい当社の店が被害を受けました。その中の1つがビッグサイズ専門店、いわゆるフォーエルという業態の仙台の店が被害を受けまして、2,3ヶ月営業できなかったのですが、2,3ヶ月経ってリニューアルオープンした時、いろいろな遠い地域からたくさんのお客様が来てくださって、本当に喜んでいただいて、「オープンするの待っていました」と言われました。
「ずっと閉まっていてもう本当に待っていた」という言葉をいただいて、インフラ企業というのはこういうことだというのを改めて教えられました。
【治山】
当社の何が一番根本かというと、インフラ企業になりたいというのが、私の代のテーマであり、ゴールなんです。インフラ企業というのは世の中にはなくてはならない会社です、50年後、100年後も「はるやま商事」はなくてはならない会社、ずうっと一貫したテーマです。
                
                
                経営者プロフィール
            
            
                | 氏名 | 治山 正史 | 
|---|---|
| 役職 | 取締役会長 | 
| 生年月日 | 1964年12月22日 | 
会社概要
| 社名 | 株式会社はるやまホールディングス(旧はるやま商事株式会社) | 
|---|---|
| 本社所在地 | 岡山県岡山市北区表町1-2-3 | 
| 設立 | 1974 | 
| 業種分類 | 小売業 | 
| 代表者名 | 
                      
                          治山 正史
                          
                           | 
              
| 従業員数 | 1,207 名 | 
| WEBサイト | http://www.haruyama.co.jp/ | 
| 事業概要 | 郊外型紳士服専門チェーンで業界4位。地元中国地方から西日本中心に展開。関東へも店舗進出 |