株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン) ~「ビリーズブートキャンプ」などヒットを連発~

ビリーズブートキャンプの成功と失敗

株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン) 代表取締役社長 ハリー・A・ ヒル (2015年10月取材)

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―ビリーズブートキャンプの成功と失敗―

【ハリー】

ビリーズブートキャンプは社会現象まで作ったと言えるんですね。

【聞き手】

そうですよね。本当にそうだと思います。

【ハリー】

で、そこまでになると、色々反省はいっぱいありましたけど。今まで小さな現象作ったんですけど、ビリーズブートキャンプのような大きい現象は我々として初めての経験だったんです。さっき私達、テレビショッピングナンバーワンを目指していくと。これは大体、2002年、2003年からいろんなロングセラーのブランドを確立して、トゥルースリーパー、スレンダートーンなどの商品を今も販売しています。

【聞き手】

買うかどうか悩んでます。

【ハリー】

パワージューサー、ヒルズダイエット、どんどん色々な物を作ってきたんですけど、コツコツ成長して、会社がこういう風(右肩上がりのジェスチャー)に、2003年から2006年まで伸びて来たんですけども、右肩上がりで。で、そして急にビリーが来ましたね。凄かったのは、我々が結構当時はヒット商品を作ったと、我々思ったんですけども、それと全然レベルの違う反応がありました。

【聞き手】

確かにさっきおっしゃった社会現象という言葉がピッタリだと思います。

【ハリー】

例えば、ナショナルテレビで、サッカーゲームの日本の代表チームがゴールして、ちょうどゴールしてからですね、ビリーズブートキャンプを皆騒いでやっているとかね、それぐらいの事やっているから、皆すごい興味を持って、真似してやったんです。そこは私達としては、もちろん感謝という事はいっぱいありましたし、それで沢山のお客様に買って頂いたと言う事はあるんですけど、やっぱり3つの大きな反省があったんですね。

1つは、社会現象になった事で一気にこういうふう(急激に売上が伸びたジェスチャー)になったんですけども。ロングセラー化するには、お客様の悩みを理解して、使いこなす方法を教える。お客様の言う良い所と悪い所の色々な所を勉強して、どんどん変えることをしてますけど。

【聞き手】

改良して。

【ハリー】

一気にこうなった(急激に売上が伸びたジェスチャー)ものですから、そういうふうに本来、止める前、一回やって終わったじゃなくて、もうちょっと工夫出来たはずなんですよ。ただ時間がなかったのです。

【聞き手】

対応する時間がなかったのですね。

【ハリー】

そう、これが1点。

2つ目が、どんどん私達のやり方になるんですけども。Before/After/Arterで、どこの会社もBefore/Afterは、うちの業界ではね、Before/Afterはやるんですけど、でも実際に悩みという事に関してはですね、ちょっと太ってるから悩んでるっていうのは、これは誰でも言葉は言いますよね。でも、実はですね、太ってるから実は子供と全然写真を撮ってない。太ってるから本当は同窓会行きたいけども、絶対行けないとか、実は裏に理由がある。痩せたいとかじゃなくて、痩せてどうなるってそういう様な、本来だったら、豊かなライフスタイルのストーリー作りへの理解がそれもまだ未熟だったんですね。

最後の反省ですけど、最近良くなって来てますけど、折角ショップジャパンが作った社会現象ですけども、ビリーズブートキャンプは皆知っていたんですけど、ショップジャパンは誰も知らない。勿論良い商品で、良いサービスとか、どんどん好循環を作りたいのですけど、でも、知らないならば、好循環が作れないんですよね。2006年、私は大体売上190億から一気に倍ぐらい、400億弱まで持っていったんですけど、会社が一気に成長出来たんですけど、反省の部分が多かったです。

社会現象を作ったのは、我々のスキルも技術もあったのですけど、でも運もありました。ただ、実は2007年が、2倍になったってなると、当然勿論努力とかスキル、運もあったですけど、本当は2008年は物凄い、自分にとって凄い危険な年だったんですよ。何故かって言うと、一気に、ビリーズブートキャンプは、あの一つの商品が2007年度の売上が、200億位あったんですよ。2008年度は、9000万だったのです。

【聞き手】

凄いですね。

【ハリー】

で、そうすると本来だったら、今までのテレビショッピングの会社だったら、そうすると一気に売れて一気に売れないならば、一気に400億になって、一気にまた200億に戻るのは、物凄い私が危機感持ってたんです。ただ、結局その前には、ずっと育成してたものが。

【聞き手】

新たに仕掛けてらっしゃったものがあるわけですね。

【ハリー】

新たなものが、全部それが入ったんですよ。2008年に若干売上は落ちたんですけど、395億から370億位でちょっと落ちたんですけど、ただ非常に売上構成が綺麗で、それぞれの私が育成しているブランドが伸びてきて、尚且つ、そのすぐ2009年から、どんどんまた成長が出来たものですから、自分を社長として、一番高く評価出来る年は、2008年ではないかなと思うんですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 ハリー・A・ ヒル
役職 代表取締役社長

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