株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン) ~「ビリーズブートキャンプ」などヒットを連発~

日本への想いと来日

株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン) 代表取締役社長 ハリー・A・ ヒル (2015年10月取材)

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【聞き手】

通販をはじめとして、非常に成長を遂げておられます、株式会社オークローンマーケティング代表取締役社長の、ハリー・A・ヒル社長にお話伺って行きたいと思います。それでは社長、よろしくお願いします。

【ハリー】

よろしくお願いします。Nice to meet you.

【聞き手】

Nice to meet you.

―日本への思いと来日―

【ハリー】

コーネル大学で私は初めて日本の文化に出会って、それが少林寺拳法でした。少林寺拳法をひとつのきっかけとして、これからの自分の人生、どうあるべきなのかという事を考えました。少林寺拳法があって、それから『ジャパニーズナンバーワン』という本を読んで、私が大学の2年生と3年生の間の休みの時に自分の将来を想像して、ひょっとすると私が日本とアメリカ、アメリカとアジアの架け橋になる人間を目指すべきなのではないかと頭の中に描いたのです。日本語で言うと面白いのですが、「想像」と「創造」ですね。

【聞き手】

想像と創造、ですか。

【ハリー】

考える「想像」と創る「創造」。会社の中でいつも言っているのですが、考える事は想像力を働かせる要素のひとつとして重要なのですけれども、その考えた事(想像)を、どのように実行(創造)するか、そこまで考えないとただ考えただけになります。ですから、少しずつ自分で行動しようと考え、大学3年生から日本語を学びはじめました。

【聞き手】

大学を卒業されて就職という時に、この日本に来る事を選ばれたと伺いました。

【ハリー】

そうなのです。就職は、英語指導主事助手として日本の文部省から雇われて岐阜県に配属されました。

【聞き手】

当時初めての日本だったわけですよね。岐阜に降り立った時に、思い描いてらっしゃった日本のイメージとは重なりましたか。

【ハリー】

当時日記を付けていましたが、丁度梅雨の時期に日本に来ました。いきなり違う国に入って、友達はいない、知人もいない。日本に来てから3週間、毎日雨が降っていました。

【聞き手】

気持ちが暗くなりますね。

【ハリー】

はい、最初は大変でした。もうひとつ、凄く感じたのは、アメリカ人でも白人ですからマイノリティという経験がないのです。日本に来て初めて経験しました。2週間、3週間続けて、全く他の西洋人の方と会わなかった時期もありました。

【聞き手】

30年前の岐阜県ですから、無理もありませんね。

【ハリー】

そうなのです。東京であればまだ外国人が多くいたと思うのですけど、自分は周りの人と何か違うのだと、やはり自然と不安になってしまうんです。そういう経験も確かにありました。悔しい思いをしたこともありましたね。しかし、ここは意欲的にならなければと思い、どうやってこの国に入り込めるのか、友達を作れるのか、外国人ではなく仲間として受け入れられるよう行動しました。この岐阜県で過ごした3年間で自分のベースができましたので、このできたベースは今でも自分の宝であり、成功の秘訣だと思います。

【聞き手】

岐阜県での経験が原点になっているという事ですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 ハリー・A・ ヒル
役職 代表取締役社長

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