株式会社MICIN ~オンライン診療で医療が変わる!医師兼経営者が描く業界変革絵図~

Vol.1 医学部出身で医師の道を志さなかった真意

株式会社MICIN 代表取締役 原 聖吾 (2018年11月取材)

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【ナレーター】

技術の進化によって急速に発展する日本の医療。その一方で、医師不足からくる地域医療の崩壊など、多くの課題も抱えている。

そんな中、オンライン診療サービスのアプリケーションや、AIを駆使した医療データの解析など、テクノロジーを駆使して医療に変革を起こすべく、立ち上がった企業がある。株式会社MICINだ。

スマートフォンで予約から診察、支払いまで行えるオンライン診療アプリ『curon』は、全国およそ1000ヶ所の医療機関に導入され、オンライン診療の領域におけるトッププレイヤーとしての地位を確立。

さらに、健康診断の結果や手術の動画といった医療データをAIで解析し、適切な治療法を提案するソリューション事業を展開し、医療の発展に寄与すべく研究を続けている。

「すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる世界」の実現を目指すMICIN。日本の医療にイノベーションを起こすサービス誕生の裏側に迫る。

―医学部出身で医師の道を志さなかった真意―

【ナレーター】

両親ともに医師という家庭で生まれ育った原は、中学・高校ではジャグリングなどの大道芸を行う部を自ら立ち上げ、医学部へ進学後は医学部生視点で見た医療に関する書籍を出版するなど、積極的に新しいことに取り組み、活動の幅を広げる。

将来は長期的に価値を生むことができる仕事をしたいと思っていた原だが、当時の医療業界の現状を見て、医師とは違う道へ関心を抱いていたという。

【原】

ちょうど当時、医療への信頼感がぐっと損なわれていったタイミングであったと思います。

患者の取り違えや、医療過誤、医療訴訟、そして、医者が地域の医療から立ち去って、地域医療が崩壊するという、医療崩壊といった言葉がちょうど騒がれ始めていたタイミングでした。

一方で、それと同じくらいのタイミングで病院に出て、病院実習という、医者の見習いというような形で実習をしていたのですが、医療の現場には非常に優秀な医者、医療従事者がたくさんいて、そういう人たちは本当に夜も寝ずに身を粉にして働き、患者のために色々なことをやっていました。そこに大きなギャップがあるというのを感じたのは1つ大きなきっかけだったと思います。

そこで思ったのは、もしその仕組みがうまく回ってないのだとしたら、自分が一人の医者として医療に関わっていくということで、一人臨床を行う医者が増えたとしても、患者に届くものはあまり変わらないのではないかということ。

それで、もう少し医療の仕組みに関わる仕事をすることに意義があるのではないかと思うようになりました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 原 聖吾
役職 代表取締役

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