株式会社博展 イベントや展示会など販促の支援サービスを展開しマーケティング全体をサポート 株式会社博展 代表取締役会長執行役員 CEO 田口 徳久　

事業

【田口】

当社はもともとディスプレイの制作を行っていた会社です。主に展示会のブースの制作をしていました。それだけでは仕事がつまらないので、まず展示会の総合サポートへ領域を拡げました。総合サポートというのはそのイベント、展示会への出展を成功させるという、そのお手伝いをすることです。

来た方々に会場でどのように楽しんでもらうか、あるいはどのように商品を見ていただくか、そして成約につなげるかというご提案をおこなったり、トータルでご案内するという仕事から始めて、現在では、そこからさらに広がって、マーケティングツールの制作であったり広告制作であったり、そちらの分野までやらせていただいています。

お客様とユーザー様の間にあるコミュニケーションポイント、コンタクトポイントにはさまざまなものがありまして、そこを全て当社に任せていただいて、ワンストップでお仕事をいただいて、計画的に統一されたコンセプトでデザインして実行すると、強いブランドが構築される、それが当社のコミュニケーションデザイン事業になります。

【田口】

営業、デザイナー、そして制作がいる会社で、これだけの規模になった会社は博展が初めてではないかと思います。組織化が難しかったのです。なぜ難しいかと言うと、デザイナーにしても制作マンにしても職人的な所があって、非常に自由な方々が多くて、組織化しにくいと言われている職種なのです。

例えば、朝の出勤ですとか、あるいは芸術と実際に制作するデザインとの悩みとかがあるわけですね。そういったことに関して、いわゆる社会人としての常識をわきまえた戦力に仕上げるというのは非常に難しいのです。

ところが博展はそれが出来ました。なぜかというと、新卒で優秀な人間を採用して、それで新卒の時から教育研修を施してきているから、この１０年をかけてそういう組織が出来上がったという風に自負をしています。これはなかなか真似のできることではないので、自慢したいところですね。