株式会社エコス スーパーマーケット『エコス』など、全国に100店舗以上を展開する年商1000億超企業 株式会社エコス 代表取締役社長 平 邦雄　

歴史

【平】

当社は八百屋からはじまっています。長男でしたので青果業を継ごうとおもっていました。ただ時代の変化で青果業がスーパーとなりましたが、もともと小売業の経営をずっと以前からやりたいと思っておりました。

【平】

小売業はまだ成熟産業ではないのです。我々の食品スーパーマーケットはできてまだ数十年の業態です。市場規模でもこの１０年間で１０兆円弱からだいたい１７兆円くらいに拡大しています。しかもさらに成長のチャンスがあって、世界で超大国といわれているイギリスやドイツ、フランスでの小売業はトップの５社で市場の寡占率が５割から７割くらいあるのですが、日本の小売業は上位１５社で２０％も占めておりません。

いわば寡占化のまったくない業態なのです。それがどういうことかと言いますと、すべての業態で成熟してくると寡占化が進みます。ただ日本では市場が大きくなっているので寡占化も進んでいません、ですから小売業は将来のある産業だと思います。

また唯一この国の産業としては石油や半導体よりもマーケットが大きいのが我々食品ビジネスですから、夢を感じますし、頑張っていこうという気になります。