kay me株式会社 ~飽和状態のアパレル業界で切り拓いた新市場。『kay me』誕生の裏側~

Vol.1 起業のきっかけとなった原体験

kay me株式会社 代表取締役 毛見 純子 (2018年12月取材)

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【ナレーター】

競争が激化するアパレル市場。国内外問わず、数えきれないほどの企業が参入しており、新規参入の障壁も高まり続けている。

そんな中、「挑戦する女性を応援する」というミッションのもと、女性の社交服や仕事服、出張服やビジネスバッグライン、アクセサリーラインなどを展開し、躍進を続ける企業がある。kay me株式会社だ。

同社の仕事服ブランドは、1日中身体を楽にするために生地から糸に至るまでストレッチ素材を使用し、着心地の良さを追求。ウォッシャブル素材を使用しているため、自宅の洗濯も可能という利便性の高さと、ラグジュアリーなデザイン性の並立を実現。

細部にまで職人の技が感じられるメイドインジャパンの技術力は、日本のみならず世界各国の働く女性から多くの支持を獲得している。

祖母が営む呉服店での原体験に突き動かされ、自らの成すべきことを見出した創業者の挑戦の裏側に迫る。

―起業のきっかけとなった原体験―

【ナレーター】

幼少期、呉服店を営む祖母のもとによく訪れていた毛見は、祖母の接客の様子を見て、自分も将来は社会貢献ができる仕事がしたいと、自然と考えるようになったと語る。

【毛見】

自分でやりたいことを切り拓いていくと本当に前向きですし、それによって皆さんから「ありがとう」と言われて、一瞬で素敵な姿になられたり、一瞬で満面の笑顔で帰っていただけたりすることが、とても健全といいますか、女性の生き方としてとても素敵だなと思っていました。

【ナレーター】

3人姉妹の次女として育ち、中学・高校時代は親戚や両親に認めてもらうために、姉や妹にできないことをやろうと葛藤していたという。

そんなときに起こった、ある悲しい出来事が、毛見の考えを一変させた。

【毛見】

ユニークさがあって、認めてくれる発言を常にしてくれる友人がいたのですが、その彼が、10代で病気によって亡くなってしまったのです。

彼は非常に頑張って勉強していて、将来の夢が明確にあった。一方私は恵まれた環境にありがながらも、くさくさしていました。その時に人生の不公平さのようなものを知りました。

ですから、有限性があることを認識し、自分がその分もしっかり生きて、彼が体験できなかった人生をきちんと自分で開花させなければいけないというふうに、急にスイッチが180度変わったのです。

1秒たりとも無駄にせずに人生を頑張ろうというふうに、そこから一気に変わって、今日まで生きてきたという感じですね。それは一種の出会いでもあり、別れでもあるのですが、非常にその瞬間に感謝はしていますし、今でもやはり忘れることはないですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 毛見 純子
役職 代表取締役
座右の銘 思念はかなう
愛読書 「ハイコンセプト」ダニエルピンク著、「『原因』と『結果』の法則」ジェームズアレン著

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