株式会社エコミック 給与計算の受託サービスを展開。500社65,000人の処理実績 株式会社エコミック 代表取締役社長 熊谷 浩二　

歴史（入社に至るまでの経緯、社員をマネージメントして機能強化を図る）

【熊谷】

小さい頃の漠然とした夢で、経営者になりたいなと。それをずっと持ち続けておったんです。

大学卒業した時に、経営者になろうといっても、どんなものがビジネスになるかが、ピンとこなくて、まだちょっと、自分でやるというのは分からないなと。ビジネスを勉強するのに、働く必要があるなと思って、どんな会社がいいのか探して、行き着いたのが銀行。ちょうど札幌に勤務していた頃に、自分が当時、学びたいと思っていた事が学べたので、そろそろ自分でやってみようかなと。そういうタイミングに、エコミックの親会社のキャリアバンクという人材派遣会社があるのですが、そこの佐藤社長と会いまして、自分でビジネスをやりたいということを相談させてもらい、子会社の経営者を探しているところだから、どうかという話があって、ご縁でこの会社へ入ったのです。

【熊谷】

最初、私が来た時のこの会社というのは、会社としての機能があまりない状況で、事務員しかいない会社だった。

ですから当然、管理部門も、営業の機能もありませんでした。本当に給与計算の事務員だけという会社、今後信用力を強めていくのに、会社の機能を強化しようと思うと、給与計算の事務員以外の方を増やしていかなくてはいけない。

給与計算をするのが、我々の重要なお仕事なんですけれども、今まで社員が給与計算をしていたが、やり方を変えていかないと、もっと生産性を上げていかないと会社としての機能強化ができない、最初に着手したのが、やり方です。給与計算のやり方を変えていきました。事務を一生懸命、社員にやってもらうのではなく、その仕事はパートにやっていただいて、パートをマネージメントする仕事を社員にやってもらおう、全然違う仕事をやってもらうことになった。

それだけに、非常に考え方も変えていただかなければいけない。適正という問題もあります。ジムには優れていても、人を使うのは初めて、出来ないとか、そういうこともありますので、そこを切り替えていった。非常に大変でした。それが切り替え切れたかというと、まだ道半ばかもしれない。幸いにも会社の規模、利益率が良くなってきていますので、結果としては少しずつ現れてきてるという段階ですね。