三菱地所パークス株式会社(旧株式会社駐車場綜合研究所) 駐車場管理とサブリースサービスを展開。開発段階からコンサルティングで参画する 三菱地所パークス株式会社(旧株式会社駐車場綜合研究所) 元代表取締役会長兼社長執行役員 大嶋 翼　 (2013年6月取材)

歴史(歴史について)

【大嶋】

前の会社では、貸しビルを作ったり計画したりやっていたんですけど、駐車場はついでについてまわったと言いますか。大変その時ｋら駐車場に興味がありまして、貸しビル業というのは坪あたりとか、平米いくらで貸している。駐車場の方はそうじゃなくて時間軸とそのスペース。スペースでは、一次元の世界なんですけど、二次元の世界も動かせるという事で、そこに大きなテーマがあるんじゃないかなと。収益を拡大するとかですね。だから貸しビルで言うと坪あたり3万円で貸していたものが、駐車場で貸すと、いつも頂いているお金は、時間貸しで400円とか300円とか、それを積み重ねて、時間軸で上手く24時間動かすと3万円越えるんじゃないかという、そういう発想がありまして。

ある時、他の事業一切なしで、全く新たな事業を考えなさいという時期がありまして。その時駐車場の方に特化して走っていったと。今度ある時こつ然と、出ますか残りますかという話があって、一秒もかからないうちに出ますと何故か言ってしまったと。よく考えても今でも分からないくらい出てしまったという事で、事務の女の子と一緒に2人で立ち上げたというのが創業時ですね。

妻に給料1年間無いよというのをやりまして、退職金から1000万とって起業しました。(給料は)1年くらいないだろうなと思ったんですが、なんとありがたい事には前の会社に37〜38年勤めていましたから、ご挨拶にあがったら、本当に独立したのかと、そこ辞めるとは誰も思っていなかった。そして辞めた結果、それならちょっとこれ考えて下さい。これ考えてくださいというお話を頂いて。そして10月くらいなって順調にいくようになって、初年度から一応黒字になったという事で、翌年度から給料をいただくようになったという事ですね。

【大嶋】

要するに日本の文化と中国の文化というのは、顔つきみるとそっくり、東洋人ですから似ているんですけど、全く文化が違うというの事で。

1人でうろうろ入ってから、もう10何年になりますから、事業が本格的に始まったのはここ3〜4年ですけれども、会社の国際化を狙うためには現地心と言うかな。そういった事もきちんとやらないと失敗するかなとかですね。そういうことは身をもって感じるようになって、向こうの社長をやってもらっているツウジンエイさんという女性の方なんですけど、その方と一緒に今死に物狂いで働いている最中で、とっても今上手く動きつつあると。やっとベースが出来て今年から拡大していくという事が出来るようになったという事業ですね。

ひとつひとつとらえると、大変だなとかこれどうしようというのはあるんですけど、それを乗り越える事が事業だと思っているので、大変と言えば大変なんだけど、仕事のうちの1つですよね。だからそういう課題が出たときにさあどうするという。そういう時に緊急時にエネルギーが高くなる性格ですから、そういうところに向かって行くというのは、大変面白いというか興味がありますね。