株式会社CDG “営業支援型商社”を目指すプロモーション支援会社。無借金企業 株式会社CDG 元代表取締役会長 藤井 勝典 

Vol.5 プライベート

インタビュー内容

プライベート(個人としての夢)

【藤井】

私はなるべく早く会社を辞めたいんですよね。本当は60歳で辞める予定だったんですよ。私は10年ぐらい前からずっとやりたい事があって、例えば不登校の子どもや経済的に塾に行けない子どもに、映像を使った教育をしてあげようと思っているんですよね。江戸時代の寺子屋みたいに、どこか場所借りて1週間に1本ずつ映画を観せる。すばらしい子ども向けの映画はたくさんあるんですよね。だからそういう映画をこちらが選んで観せることで、子どもの情操教育をするというやり方で、もう既に中国で15年ぐらい前からスタートしています。

それを提唱したライ先生という方と、たまたま10年前に知り合いました。日本には何回も来てもらって、今いろいろと教えてもらっています。この間メディア童夢というNPO法人を設立をしました。一般企業で私と同じような歳の定年退職者が、たくさんいるんですよ。今後はもっと団塊の世代が多くなって、会社を辞めた人間というのは、本当に不完全燃焼。だけど何かをしたいという企業人や学校の先生など、不完全燃焼の人に、映像授業ができるように当社で検定試験を作っている。そこで合格した人は、沖縄だろうが北海道だろうが、学校の教室を借りて塾に行けない子どもや、経済的に困っている子どもを集めて、そこにその先生が出向いて、映像を2~3時間くらい観せる。一番子どもたちに教えたいのは、ディベート力なんです。もちろん映像の感性もつきます。

今中国のディベート力がすごく伸びているのは、映像教育のたまものなんです。現場で映像教育が終わった直後に、私と40人の子どもたちと、通訳を入れて、ディスカッションを何回もやりますけれど、日本の小学校は彼らに本当に太刀打ちできないです。あのディベート力は見事なものですね。日本人が一番弱いのは、知識力はありますが、学校の授業に対して、真面目過ぎて頭の良い子は、東大へ入学することが目標になったり、東大を出て官僚になるのが目標になってしまう。中国で映像授業を受けている子どもは違うんですよ。もっと大きい目標を持つようになっています。その子どもたちを見てると、やはりディベート力なんですね。友達とよく議論するんですね。そこに、1つの映像を観ながら、5人ぐらいのグループを7~8つ作って、ディベートをやらせるとすさまじいですよ。私はあの教育方法は、いいなぁと思いましたね。

だから、先月(2008年1月11日)NPO法人が取れたので、こちらの活動にすぐにでも入らないといけないのですが、会社がまだ社長をやってくれと言うからやっていますが、本当はもう若い人に譲っていきたいんですよ。それが夢ですかね。


経営者プロフィール

氏名 藤井 勝典
役職 元代表取締役会長
生年月日 1943年1月30日

会社概要

社名 株式会社CDG
本社所在地 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスENT
設立 1974
業種分類 サービス業
代表者名 藤井 勝典
従業員数 271 名
WEBサイト http://www.cdg.co.jp/
事業概要 顧客企業が販売活動として行うセールスプロモーション活動の中で使用するセールスプロモーショングッズの企画及び販売。
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