株式会社エスプール 物流等のアウトソーシングと、コールセンター等への人材派遣が中心 株式会社エスプール 代表取締役会長兼社長 浦上 壮平　 (2013年11月取材)

キャリア（採用の考え方、成長と飛躍、経験を生かせる環境、成長をあきらめない、努力する人）

【浦上】

私がこだわっているのは、社員の人たちが優秀じゃないと、お客様に対して新たな提案もできませんし、下の人間たちにしっかり物事を伝えていけないのではないかと思っていますので、社員の採用時は非常にこだわっていて、もちろん学校名だけではないのですが、優秀な学校、高校でも優秀だった人間、頭の回転の早い人間を中心に採っていて、アルバイトだとか応募に来られる方も人材ビジネスをやっていますと、月に二千人から多いときは三千人ぐらい登録に来られます。その中から現場で働いて優秀だった人間は、どんどん社員になっていくという2つ採用のルートがあるんです。当社の中にも。選りすぐられた人たちが入って来ますので、社内もそういう雰囲気になっていますから、選りすぐられた人たちが入って来ますので、社内もそういう雰囲気になっていますからやりやすいと思います。採用のエンジン、それがまわっていることによって、常にいい人がくる。
そして当社で仕事を覚えて、どんどん辞めていくといいますか。独立していったり、企業していく人も多く、当社のフィルターを通って、就職する人もたくさんいますし、当社の社員になってから起業したり、他の会社に転職して、活躍する人間もたくさんいます。十何年もやっているとこのクライアントに、当社からアルバイトの派遣で働きながら、その会社に就職していった人間と今一緒に打ち合わせしたりしていますので、やりやすいです。
顧客の管理も、社員が現場に入っていますから、そんなに管理しなくてもいいんですが、社員の数以上に現場って逆に増えない可能性があるので、それは大手の人材派遣会社で色々スキルを積んだ人たちが、当社に来ることによって新たな考え方や、クライアント、スタッフのコミュニケーションの取り方というのは、勉強になるので、そういった経験を積んだ方が来てもらったり、物流センターなども当社は独自の進化をしてきているので、食品物流にずっとやっていた方のノウハウだとか考え方、流通に強い方だとか、専門的な人たち、当社の中で一からゼロから作っていくというのは大変ですから、分野分野に長けている人は中途で、どんどん入ってきてほしいと思っています。今まで経験したことというのを、当社で生かせる土壌はあると思いますので、新しい分野、新しいカテゴリではなくて、新しい世界に飛び出していくようなことをする時に、必要な人にどんどんなっていったらいいと思います。障がい者雇用でも、農業をやっているわけですから、野菜の作り方に関して我々は素人ですから、少しでも収穫量があったりおいしい野菜を作った方が、当然食べる人からすると安心だしおいしければ嬉しいじゃないですか。そのおいしさを追求しようということは、まだ当社はまだまだなんです。それなりにやっていますが、まだまだなので、そういったことができる人だとか、分野分野でたくさんいろんな才能を持っている人たちを、入れていかなくてはいけないので、これが大学で勉強した人であっても、今現状働いている人の転職であっても、向上心のある人であればいいのかなと思います。
新卒に関しても1人せっかく入れて、仲間になったのだったら、辞めさせないようにしたいし、教育して一人前になるまで3年から5年ぐらいは、メンターをつけて一生懸命やっているんです。成長を諦めずにやるというのは、当社のテーマでやっているのですが、向上心のない人が新卒でも入ってくると、しつこく教えるので、逆に嫌になって辞めてしまうんです。創意工夫ができる、段取りだとか、気がまわるという人でないと、どの部署に行くのかも分かりませんし、そんなに頻繁には人事異動はないですが、専門的な部署に映る場合もありますから、勉強する人、努力する人じゃないとついていけないんです。
要領のいい人はいらない、調子のいい人はいらなくて、努力をする人、真面目にやる人が当社に向いているので、新人社員にはそういうものを望んでいます。