株式会社ソフトクリエイト ITインフラ基盤の構築のほか、各種クラウドサービスも提供 株式会社ソフトクリエイト 代表取締役社長 林 宗治 

Vol.1 歴史

インタビュー内容

歴史

【林】

当初からソフトウェアで、利益を上げていきたいという思いはあったので、「ソフトクリエイト」という社名は付いていたのですが、スタートの時点では当然エンジニアもいなくて、お客様もいない状況からのスタートですので、まずはパソコンショップという形で、個人向けにパソコンを売る事業からスタートしています。

その中でだんだん人を増やして、ソフト開発を始めたのが、その2年後からです。ソフト開発もはじめましたし、あとはパソコンショップをやっていると、個人向けのお客様だけではなくて、法人のお客様もだんだんついてくるようになりましたので、法人向けにビジネスを拡げて行ったのがスタートです。

90年代の後半に入ってくると、ビックカメラと言ったカメラ量販店が安売り攻勢をかけてきて、かつポイント制度も導入されて、非常に商売として難しいだろうということで、パソコンショップの方はどんどんクローズさせていきました。

その時はまだパソコンショップに赤字が出ているわけではなかったのですが、手早く畳んでいったというところがあったと思います。ただ畳むだけではなくて、そこにショップの人員もいましたし、あと仕入れルートもかなり強いものを確立できていたので、90年代の後半からネット上でショップがちらほら現れていた時期で、当社としても、ネット上で商売を始めてみようかというところで、特化COMというウェブサイトをスタートさせました。

これが開始から1年くらいで、月商を1億円超えてくるようになったのです。その中でシステムの構築とか、実際ソフト開発の方が全部ソフトクリエイトの中のリソースで作ったこともあって、それなりに良いものが出来てきたので、ではこれを水平展開して、他のお客様にも売ってみようということで、始めた事業が現在の当社のビジネスの柱にもなっているのですが、ecbeingというパッケージソフトになりまして、これが今当社のビジネスの中で大きく伸ばしているプロダクト系SIサービスの主体になっているビジネスです。

【林】

ソフト業界の中で他の会社と差別化するというと、1つ上場というターゲットを入れることで、人集めもそうですし、信用の面でも一歩抜きん出られるのだろうなということと、あと、どうしてもこのソフトウェアの会社は社員全員がどこかに一緒に進んでいこうというのは難しいのです。ある人は「俺はこういう技術が好きだ、これを触っていられれば幸せなんだ」という人もいれば、「俺は収入が欲しいんだ」という人もいる、そういう人たちを全部くくって持っていけるのは、上場というテーマだったとは思っています。


経営者プロフィール

氏名 林 宗治
役職 代表取締役社長
生年月日 1974年8月23日

会社概要

社名 株式会社ソフトクリエイト
本社所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目15番1号 渋谷クロスタワー
設立 1976
業種分類 情報・通信業
代表者名 林 宗治
従業員数 427名(2023年3月末現在)
WEBサイト https://www.softcreate.co.jp/
事業概要 ITに関する総合的なサービスの提供。セキュリティ製品「L2Blocker」の開発、販売。ITインフラ構築、保守、運用サービス。クラウドサービス、ホスティングサービス。ITセキュリティソリューション、コンサルティング。パソコン、サーバなどのIT機器およびソフトウェアなどの販売
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