株式会社ペッパーフードサービス ~『いきなりステーキ』『ペッパーランチ』を中心に世界12カ国に300店舗以上を展開~

Vol.2 価値観

株式会社ペッパーフードサービス 代表取締役社長CEO 一瀬 邦夫 (2012年12月取材)

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価値観

【一瀬】

当社には「こその精神」というのがありまして、「あなたがいるから[こそ]」と使います。ある説教で、「世の中は[こそ]の2文字の置き所、収まるも[こそ]乱れるも[こそ]」という言葉がありまして、[こそ]を自分につけたら絶対に揉めるでしょう。「わたしがいるから[こそ]でしょう」などと言えば揉めてしまいます。それを言うなら「あなたがいるから[こそ]でしょ」と、だから社長と従業員の関係でも、従業員に「君たちが頑張ってくれているから[こそ]私もこうやって社長をやっていられるのだ、ありがとう」と、もしそれを「会社があって俺がいるから[こそ]お前たち社員はここに務めることができるのだぞ」などと言えばみんないい気分はしません。だから当社には[こそ]の精神といって、当社の中で生きている言葉なのです。

【一瀬】

実技の面でも、初期の教育と、現場に入って盛り付け等を作ることもあるし、それからマネジメントや、そういうのをひとくくりにして、ペッパー大学と言っています。大学の学長は私ということになっていますけれども、新入社員は最初に入ってきて1本立ちするまでに、きちんとした教育をすることによって、せっかく採用した人が途中で嫌になって辞めることも防げるし、基本のことをきちっと教育するこによって、現場に入った時に人と融和というか、仲良くできるということです。ですから初対面のアルバイトさんでもそうですが、ペッパー大学に入学してくるときの一番最初に社長から基本的なものの考え方や、ペッパーランチを目指してくるわけですから、ペッパーランチの初期の頃から、どうやってここまで来たのかを、切り口を変えながらお話ししています。

【一瀬】

何と言っても正笑です。経営理念に「お客様の笑顔、お取引先様の笑顔、皆が喜ぶ私の仕事」とありますが、その「笑顔」というのは「正笑」だと思います。「正笑」の底にあるのは相手の利を考えること、いつも相手の利益のことを考えることによって、自分も良くなるという「利と利の関係」、ですから「正笑」=利と利の関係、と言っています。利害関係という言葉もあります。利害というのはこれだけ成熟した世の中で、自分さえ良ければいいという利と害の関係ということで、それは長続きしない関係だと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 一瀬 邦夫
役職 代表取締役社長CEO
生年月日 1942/10/2
出身地 静岡県
座右の銘 正笑正笑は私の言葉です。正しいことを正しくやって成功を見て皆で喜ぼうという意味です。
愛読書 ビジネス書

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