株式会社極楽湯ホールディングス 温浴施設で店舗数日本一。大型温浴施設（スーパー銭湯）を全国に展開 株式会社極楽湯ホールディングス 代表取締役社長 新川 隆丈　

価値観

【新川】

日本で一番の風呂屋さんになろうと、その１番というのは数だけではなくて、サービスの面においても１番になりたいという、考え方があります。

店舗数が６０店舗になると、３０００万人以上のお客様が年間にきていただける計算になります。すると日本人の３人に１人が極楽湯に入ったということになります。これはなかなか大きい数字なので、こうなると日本で極楽湯を知らないという人もいなくなる。

という想いでやってきて、現在４５店舗になりました。６０店舗まであと１５店舗です。これは時間がかかるかもしれません。昨今の経済状況が厳しいですから、遅れるかもしれませんが、６０店舗体制を目指して、日本で１番のお風呂屋さんになりたいと思っています。

【新川】

コンセプトとしては「和」を中心とした考え方でやっています。やはり日本人ですから、それが一番飽きないかなと思います。ですからテーマパークとかイベント系ですね、こういったものをやるつもりはありません。

街になくてはならないお風呂屋さんになっていきたい。当社では、日本は地震国ですから、どこかで必ず地震がやってきます。地震がきた場合には当社を非難所として使ってくださいという申し入れを、警察署にも消防署にもしています。

うちは風呂屋ですから当然水はありますし、建物もきちんと作ってありますので、飲食もやっておりますので、非常時の食料なども備蓄しております。何かあった場合には極楽湯に来れば当面はしのげます。あと社員には救急救命士の資格を取るように言っています。当然AEDなども備え付けてあります。

単なる風呂屋というよりも街の中に極楽湯があって当たり前みたいな場所になりたい。ですから目立つとかバンバン広告を打つとかそういった存在ではなくて、「今週まだ行ってないよね」とか「今日もまた行こうかな」というように、日常の一部として使っていただければなと思っています。