Vol.1 歴史
歴史
【山形】
祖父が山崎洋服店という山崎デパートに洋服屋になりたいということで入って、洋服の職人の勉強をして、それで独立をしたのが1907年だと聞いています。
祖父がその山形屋の歴史の最初を作ったというのは、まだ世の中が着物の時代に洋服を作って商売をしたこと、これから洋服が世の中の主力になるということを感じて、伸びるビジネスに入ったということが一番大きな原因ではないかと思います。
【山形】
私はお金を使うのが得意でずっと使いっぱなしでしたので、どんどんお金が出ていってしまいました。そしてその使う方向が、今まで我が社がやっていない新しいビジネスをどんどんやろうとした結果、それがなかなかうまく軌道に乗らない。
5年前に、このままだと非常に財務的にも厳しくなるのではないかとと思いまして、やはり上場していますから、会社を潰してしまうというのは許されませんから、資本の増強も含めて、私は自分の経営政策を引っ込めて、財務的に会社をもう一度しっかりしたものにしようとしました。
ということで社長を退いたというのが退任の一番の理由です。お蔭さまで4年間で会社の財務内容をだいぶ立て直しして頂きまして、その結果、今度戻ってきてもう一回社長をやるというときには、その時の反省で、もう一度原点にもどって会社の大きさや、上場しているから成長させないといけないというような概念を捨ててスタートしました。
そして、お客様に喜ばれて「またこの店で買うね」と言ってもらっていた我が社の原点に立ち返って、もう一度積みなおさなくてはならないなというのが今の私の気持ちです。
経営者プロフィール
氏名 | 山形 政弘 |
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役職 | 代表取締役会長 |
生年月日 | 1947年9月24日 |
会社概要
社名 | 株式会社銀座山形屋 |
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本社所在地 | 東京都東京都中央区湊二丁目4番1号 |
設立 | 1946 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
山形 政弘
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従業員数 | 516 名 |
WEBサイト | https://www.ginyama.co.jp/ |
事業概要 | 紳士服・婦人服等アパレル製品の商品企画・製造・販売及び靴・鞄・衣料雑貨品・服飾雑貨品・洋服生地等の販売が主たる業務。子会社の株式を所有することによる子会社の支配・管理。 |