株式会社桑山 ジュエリーのデザインコンテストで80以上の賞を受賞する総合ジュエリーメーカー 株式会社桑山 代表取締役社長 桑山 貴洋  (2012年12月取材)

Vol.2 価値観

インタビュー内容

価値観

【桑山】

宝飾品は日常生活の必需品ではない、普通はなんらかの機能がありますが、例えば高級外車だったら移動する、高級時計は時間を見る、宝飾に関してはそういう明確な機能がないので、唯一機能があるとすると、女性が美しく着飾る、男性であれば凛々しくとか、立派に、成功の象徴など、日常の中の機能ではないので、そういう意味ではシチュエーションとしては、男性が女性にプロポーズするとき、自分が何か頑張ってその記念に渡すもの。

または、2011年の震災でもクローズアップされましたが、亡くなったご主人が奥様へホワイトデーのプレゼントに用意していたエピソードなど、気持ちを込めて贈るものであって、どの世代にもあるていど贅沢なものです。

【桑山】

もらう方も作る方も小売店さんも、常に何らかの気持ちを込めて携わるということ、メーカーとしては直接お客様に手渡すことはありませんが、気持ちを込めて次に紡いでいくというか、バトンを渡していくことが非常に大事だと思います。

【桑山】

すべてにおいて「心と夢を、輝きでむすぶ」ことで、それは、最終消費者や我々業界人、従業員も「Brilliance Comes To Life」=「人生に輝きを」というイメージを共有して、心や夢を実現するタイミングに使われる商材を扱っているというプライドを持って、仕事をしたいし、仕事をしてもらいたいと思っています。

【桑山】

ジュエリーに対する思い入れがあります。「知人からまたは母からもらったもので、私にとっては非常に大事なもの」「サイズが合わなくなったので、直してほしい」それからまた「桑山とところで婚約指輪、結婚指輪をお願いできないか」プライベートなどでもございます。そういう仕事に携わって、奥様がうれし涙を流されるのを目の当たりにしているので、Happyのお手伝いができる業種という事で、非常にやりがいを感じています。

【桑山】

一般の方々が価値を判断するのが非常に難しい材料・商品なので、当社の社員は全員誠実であろうと、これをモットーにしています。誠実さが当社や業界を支えているのだと考えています。信頼というのはもっとも礎になる部分で、一般の消費者の方が直接良し悪しを判断しづらい、一定の知識がないと適正価格なのか価値に見合った商品かわかりづらい、お客様にわかりやすく、かつ自分たちが売って恥ずかしい商品は扱わないと考えています。


経営者プロフィール

氏名 桑山 貴洋
役職 代表取締役社長
生年月日 1970年1月17日
出身地 東京都
座右の銘 繊細かつ大胆に

会社概要

社名 株式会社桑山
本社所在地 東京都台東区東上野2-23-21
設立 1970
業種分類 その他の製造業
代表者名 桑山 貴洋
従業員数 1,343名
WEBサイト https://www.kuwayama.co.jp/
事業概要 貴金属チェーンの製造をはじめ、カットリング、キャスト製品、デザインチェーンなどの製品製造から、 パールやダイヤモンドなどの素材供給まで、幅広く手がける総合ジュエリーメーカー
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