クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社 世界25カ国800店舗以上を展開する人気ドーナツチェーン クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社 元代表取締役社長 岡本 光太郎　 (2013年2月取材)

キャリア

【岡本】

やはり現場が大事なので、クリスピー・クリーム・ドーナツという会社は現場の皆さんに支えられていると思っています。ですから僕もできる限り足を店舗に運んで、自分の目でしっかりと見て、みんなに会って、自分の言葉でしっかりとみんなに伝えて、みんなの声も自分の耳で聞いて、お店を少しでも良くできることがあれば、そういった取り組みをしていきたいと思っているので、とにかく現場主義ということで一貫していきたいと思っています。

【岡本】

今社員に語りかけているのが、Goodで妥協しないでGreatな会社になろうよと常に言っています。そのために僕ら一人ひとりも「Goodで妥協することなく、Greatに成長しようね」ということで声掛けして今まわっています。

【岡本】

やはりクリスピー・クリーム・ドーナツという会社で一番大事なのは人だと思っているんですね。これからも人材の育成を一番重点課題として取り組んでいきたいと思っています。今クリスピー・クリーム・ドーナツのお店の現場にはですね、２０〜３０代の非常に高いポテンシャルを持った人材がたくさんいるんですね。純粋でポジティブなエネルギーを持つ、クリスピー・クリーム・ドーナツというブランドが大好きで大好きな、そんな人たちの集まりです。そんな社員たちに期待するのは失敗を恐れずに、常にチャレンジする事、そして会社としてはそういった人材にたくさんのチャンスを与えて、また育成するということを行っていきたいと思っています。そして、そのテンポで働いているアルバイトのみなさんが今度そういった社員を見て、自分も将来こんな社員になりたいなと思って、そしてクリスピー・クリーム・ドーナツに入社したいと思ってもらえるような会社にしていきたいと思っています。頑張って結果をしっかり出した人が明るい未来を描けるような、そういったことができるような会社としては最大限の支援をしていきたいと思っています。人材を育成するためのプログラムを強化するとともに仕事を通じていろんなことにチャレンジできるそういったステージを作る、将来のクリスピー・クリーム・ドーナツを担っていくような、そんな人材をこれから育てていきたいと思っています。

【岡本】

今回変更した制度のなかで、SV制度を導入するのですけれども、先ほど申し上げたような２０〜３０代の社員がもっと活力を持って働ける環境を準備するために、今までいくつか少ないエリア制を取っていたのですが、スーパーバイザー制度にすることでたくさんの若手がチャンスを取り、次のステップの仕事にチャレンジできるようなそういった環境を整えるということを今回行いました。フード業界はよく言われるのが、入って、店長になると現場では頭打ちで、そのあと辞めるか独立するか転職するしかないみたいな感じで言われているのですが、いやいやそんなことないよと。もっと夢を抱けるような、そういった舞台を作れればいいなと思っています。当然役職とかお金だけが価値ではないと思っていますし、ですからクリスピー・クリーム・ドーナツでの仕事のやりがいに情熱を傾けて一緒に仕事をやっていけるようなそんな仲間が欲しいなと思っています。