株式会社日本トリム 業界にイノベーションを起こした フォント開発のパイオニア企業が明かす、挑戦を続けるための秘訣 株式会社日本トリム 代表取締役会長 兼 CEO 森澤 紳勝　

事業

【森澤】

例えばトヨタの健保連と共同でデータをとりました。そうすると、糖尿病に対しての効果がある。あるいはメタボと称するもの、中性脂肪とか、いろいろなものに対しての効果があるというパイロットデータを得ています。マウス実験でもいいデータが出ていて、これはもう論文で出しています。今飲用ということで、ビジネスが中心なんですが、それでもまだ全く足りなくて。我々が目指すのは、やはり健康で快適なヒューマンライフ、人生なんです。そのためにはこの水というのが絶対に必要だと思っていますから。それを証明して、きちんと世の中にもっと訴えていかなければいけないと思っています。それが一つ。

【森澤】

それと飲用とはまた別に農業。これも高知県の南国市のJAさんと、高知県の農林水産部と共同で還元野菜というブランドで野菜を今作っています。これは収穫量が増えるということと、その中に含まれている抗酸化成分が増えるというデータを今どんどんとっていますから、還元野菜というブランドで今から世の中に出していきたい。まず日本でやって、これまた世界に出していきたい。こう思っていますし。

【森澤】

医療という分野では、人工透析にこの水を応用しています。全く新しい透析のやり方として、この水を利用した人工透析を今始めています。これもまたいろいろなデータをとって、論文でも何本か出していますから、世界に。今世界からいろいろな意味で注目されています。ですから私たちはこの水を飲むということは、まだまだ足りません。今からもっと普及させないといけない。そのことによって医療費は必ず削減できますので。これをトータルでやって世界へ出ていきたいと思っています。

【森澤】

経営訓の第一条には、社会正義にのっとるということが第一条なんです。何かの判断をする。意思決定をするという時に、今僕は正しいことをやろうとしているよなと、自分にも確認しますし、周りにも確認しますし、それはものすごく大事なことなんですよ、事業をやる上で。我々は世の中に正しいものをお勧めしている。堂々とやってくれという話をしますが、正しいことをする。もちろん悪いことをしていて、企業が続くはずはないですから、どんな企業であっても。その点では本当に正義感を持ってやるべきだと思っています。