Vol.5 プライベート
インタビュー内容
プライベート
【森澤】
僕は一番自分の人生がここで決まったなと思うのは、中学2年の時に出てきた、教科書にあった中島敦の『わが西遊記』という孫悟空の話があるんです。これが一つ、僕の中で非常に大きな転機でした。それが一つ。それから僕は父親が高校2年で亡くなりましたので、私の家の表の障子を開けると、前が太平洋なんです。水平線というのは180度線ではない。丸いんです。そういう時に表の障子を開けて、父からよく言われたのは、あのむこうにはアメリカという国がある。これは本当に小さい頃から言われてて、それが極めて印象に残っています。いろいろな人の影響はたぶんたくさん受けたんだろうけども、非常に印象に残っているのはそういうことではないでしょうか。
【森澤】
また、座右の銘というのは、僕は「夢は必ず実現する」。これは社是で、社長室にも飾っているんですが、単になんとなく実現するのではなく、あるいは実現してほしいでもなく、自分で実現させるということなんだということ。これはずっと言っていますし、そう思っています。
【森澤】
人生はイーブンなんです。どんなに生きても正しいんです。どういうことかといいますと、人生というのは努力した結果が着実に後からついてくるだけなんです。そういう点では1努力した者の結果は1なんです。これは0なんです。1とマイナス1と。だから努力とか苦労はマイナス、負としたら、正がプラスなんです。50努力した者の成果は50なんです。これだって0。ですから人生を非常にまじめにこつこつと、本当に派手さもなく生きる。ただ僕は華やかに行きたいと思っていますから、華やかさとは何かというと、私の中で定義つけているのは振幅の大きさ。僕は100努力する。だからその成果は100ですよね。これだって当然0です。でも僕はそうしたいと思って生きています。
【森澤】
ただ努力しない者、人生に僥倖はありませんから。努力しない者についてくるわけがない。そういう点ではできるだけ多くの努力をして、その成果も非常に大きいもの。それだって最終的には0ですから。ただその振幅が大きいのが華やかだと僕は思いますし、そういうことは社員の皆さまにも言いますし。この会社はたぶんたくさん分社していくと思うんです。それぞれ経営者になっていければいいと思っていますから。そういうことを考えてくれと話しています。
【森澤】
僕は今からどう生きるか。これはもう何年も前からそう思ってるんですが、最終的には何らかの形で、社会へもう1回貢献しなければいけないと思っています、得たもので。それは基金を作って、ベンチャー企業の育成をするのか。フォスタープランというのを何十年も個人的にはやっているんですが、そういうことではなくて、もっと大々的に。
【森澤】
これは全く私の夢ですが、100億くらいの規模で何か寄金ができないかなとは思っているんです。もちろんそれの何分の1になるかもしれない。でもそういうことを将来。将来というか今からそれをやっていきたいなと思っています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 森澤 紳勝 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役会長 兼 CEO |
| 生年月日 | 1944年10月8日 |
| 出身地 | 高知県土佐清水市 |
| 座右の銘 | 『夢は必ず実現する』この言葉を胸に、創業しました。 I hope ではなく I do。 |
| 愛読書 | 信長の棺、秀吉の枷、明智左馬助の恋(加藤廣 著) |
会社概要
| 社名 | 株式会社日本トリム |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府大阪市北区梅田2丁目2番22号 ハービスENTオフィスタワー22F |
| 設立 | 1982 |
| 業種分類 | 機械器具製造業 |
| 代表者名 |
森澤 紳勝
|
| 従業員数 | 777名(関連会社などを含む)(26’3) |
| WEBサイト | http://www.nihon-trim.co.jp/ |
| 事業概要 | ・家庭用電解水素水整水器、カートリッジの製品開発及び販売 ・医療(血液透析)用整水器の製品開発及び販売 ・農業用整水器の製品開発及び販売 ・ボトルドウォーターの製造販売 ・電解水素水の研究開発 |