株式会社日本トリム 業界にイノベーションを起こした フォント開発のパイオニア企業が明かす、挑戦を続けるための秘訣 株式会社日本トリム 代表取締役会長 兼 CEO 森澤 紳勝 

Vol.4 キャリア

インタビュー内容

キャリア

【森澤】

どういう人を採用するかというと、僕はやはりできたら努力することを知っている人を採用してほしいです。具体的にもっと言うと、例えばスポーツをやった人というのは努力することを知っているんです。一生懸命練習したらうまくなるという、あるいは技術が向上するということを知っているんです。だからそういう人を採用してよと言っています。新卒で入ってきた方というのはだいたい3カ月から6カ月のタームで研修していきます。中途採用で来た方はもっと短いです。法令の遵守はしっかりやらなければいけないということと、製品に自信を持ってもらわないといけないということと、きちんとお客さまにご説明しないといけない。いろいろな勉強をたくさんしなければいけないんです。そういう研修は徹底してやります。

【森澤】

いい会社を作ろうとずっと言っています。いい会社にしよう。いい会社って何かというと、一つは正しいことをやっている。二つ目はこの会社にいて良かったと誇りが持てる。それはご両親に対してや、あるいはご家族に対して、ここの会社にいることがいいことだということをきちんと言える。それから3番目が給料がいい。それから働く環境がいい。それと仲間がいい。この三つを備えた会社が僕はいい会社だと思いますので、そういう会社を作ろうということは、社員の人たちには頻繁に言っています。

【森澤】

僕は人生というのは運だと思うんですよ。運に恵まれるかどうかというのは、決定的にその人の人生を決める。じゃどうしたら運に恵まれるのかは、やはり明るさと積極性なんです。だって、暗くて消極的な方に、ところに、あるいは人に、運はなかなか向かない。そういう意味では出しゃばって何かをするということではなくて、明るくて積極性があるというところに運が来る。そしてその運を持続させるのは何か。やはり誠実さだと思います。そういうことは社員の人によく話をします。

【森澤】

この会社は今若返らそうとしているわけです。私も含めて。私も変わらなければいけないし、できるだけ若返らせようと。若返るということはいろいろなところに人を任命していくわけです。所長とか支社長とかに。その時に抜擢という言葉を、僕、よく使うんです。抜擢をする。君を抜擢して福岡の支社長にしますよ。抜擢とはどういうことかというと、その任にあらずということなんです。その任にあったら任命するんです。抜擢とはその任にあらずなんだから努力してくださいよ。その任になるように、耐えられるように努力してくださいということで、僕は抜擢という言葉をよく使いますし、そういうふうにして社員の人たちが成長してくれることを期待してるということです。


経営者プロフィール

氏名 森澤 紳勝
役職 代表取締役会長 兼 CEO
生年月日 1944年10月8日
出身地 兵庫県
略歴
1986年 株式会社モリサワ入社
1999年 取締役営業本部長として営業統括
2006年常務取締役執行役員営業本部長
2007年 専務取締役執行役員営業本部長
2009年5月代表取締役社長就任

会社概要

社名 株式会社日本トリム
本社所在地 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスENTオフィスタワー22F
設立 1982
業種分類 機械器具製造業
代表者名 森澤 紳勝
従業員数 663名
WEBサイト http://www.nihon-trim.co.jp/
事業概要 家庭用電解水素水整水器、カートリッジの製品開発及び販売 医療(血液透析)用整水器の製品開発及び販売 農業用整水器の製品開発及び販売 ボトルドウォーターの製造販売 電解水素水の研究開発
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