JBCCホールディングス株式会社 創業以来2万社以上のIT活用を支援するITインフラ構築の大手企業 JBCCホールディングス株式会社 元代表取締役会長 山田 隆司  (2015年4月取材)

Vol.5 現場の重要性と後継者について

インタビュー内容

現場の重要性と 後継者について

【聞き手】

かなり規模が大きくなられて、なかなか3000人近い社員の方がいる中で、末端の社員の方々と触れ合う機会というか、そういうことが難しくなっていると思うんですが。そういった中で理念ですとか社長の考えを浸透させるために、心掛けていることはおありですか。

【山田】

そうですね。出来るだけ現場に近いところ、出来ればお客様にですね、一緒にコールするというのをできるだけできるようにしています。そういう時に担当の営業だったり、SEだったりとか、当然会話もしますし。そういう中で考えていることとか、会社こういうふうに思っているんだよとかって話はそういう機会にできるだけするようにしています。当然方針の発表であるとか、各社のキックオフですとか、そういうものには出向いて、説明をさせていただくんですけど。やっぱり現場のお客さんに近い所にできるだけ顔をだすことは、私は重要だと思っていますんで。

【聞き手】

今そういった現場の方とお話をする中で、ご自身の現場にいらっしゃった時代、若い頃と違うなとか感じられることかありますか。

【山田】

これは年をとったせいかもしれませんが、ちょっとタンパクかなとは思いますね。もっとお客さんの懐に入ったり、お客さんの業務であったり、関心をもってですね、深く関わった方が。そこから色々な提案する機会が生まれるんじゃないかなと思いますけど。

【聞き手】

もっとこう仕事に対して前のめりになってほしいなという。

【山田】

見かけがそうなのかもしれないですけど。ですから徐々にですねそういう発露が出てくるんじゃないかと思いますけど。やっぱり我々から見るとちょっともどかしく感じることはありますね。

【聞き手】

もし、次の代に経営者の座を譲られるとしたら、どういう人に譲りたいと思いますか。

【山田】

全く今申し上げた通りなんですけど、やっぱり新しいことに挑戦的であって、なおかつ社員を会社としては社員から見て働きたいなと思うような会社にしたいので。そういうところに目が届くという人にやって貰いたいと思いますけど。

【聞き手】

ということは、山田社長も社員の方が働きやすい会社を作ろうということで、今頑張っていらっしゃる。

【山田】

そうですね。創業のDNAというのがあると申しましたけど、創業者の社長は本当に新しいことに取り組むのが好きでたくさん失敗もしましたけど、世の中に先駆けてですね。色んな取り組みをしたんですね。例えば感じのコンピューターっていうのは、オフィスコンピューターで初めて出したのは当社ですし、光ファイバーを使ってネットワークを組んだりとかですね。今は当たり前になりましたけど、クライアントサーバーシステムとかそういうのに早くから取り組んで、ほとんど売れませんでしたけど。

【聞き手】

ちょっと時代に早すぎたんですね。

【山田】

はい。そういう気持ちは非常に大事だなと思いますね。


経営者プロフィール

氏名 山田 隆司
役職 元代表取締役会長

会社概要

社名 JBCCホールディングス株式会社
本社所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー13階
設立 1964
業種分類 情報・通信業
代表者名 山田 隆司
従業員数 1993 名
WEBサイト https://www.jbcchd.co.jp/
事業概要 IT活用に関するトータルサービス(コンサルティング、アプリケーション開発、 システムインテグレーション、運用、保守、監視、アウトソーシング等)の提供、ビジネスパートナー様向けに、ハードウェア(サーバー、PC、プリンター等)、ソフトウェアおよびサービス等の販売、JBグループ独自のソフトウェアソリューション、プリンティングシステム、セキュリティ関連ソリューションの開発・提供
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