株式会社戸上電機製作所 ~創業90年超。トップクラスのシェアを持つ配電制御システム機器メーカー~

Vol.4 今後の展望

株式会社戸上電機製作所 代表取締役社長 社長執行役員 戸上 信一 (2015年7月取材)

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今後の展望

【聞き手】

100年続く会社を作るために何か新しいこと。こういうことをやってみたいなと思うことはなにかありますか。比較的事業は意図的に変えないというか、大きく変わらなかったんですけど。

【戸上】

ほとんど変わらないと思います。もちろん+αで環境関係をやったりですとか。けいそうき関係ですとか、そういうものもやってますしそういうものも着実になってはいますが、今はインフラ部分を十分海外その他で必要のしている所はたくさんあるんですよ。そういうところにすべて行きわたってしまえば当然次のことを考えないといけない。ただまだまだやることはたくさんあるのではないかなと私自身は思っています。ですから、変に新しい物を、もちろん追い求めます。追い求めますけども、失敗してもいいくらいで追い求めます。ただ本業としてはいまの本業に裾野というかまわり、市場として周りを広げるのと、今の商品の周りを広げると、これがですね、まだまだたくさんあるのではないかなと私自身思います。

【聞き手】

御社の事業も十分に、特に発展途上国とか、そういった所にたくさん出ていけると思うんですけども。その辺を広げて行きたい。

【戸上】

これはですね、簡単にはいかない。幸いにして今は円安ですので、それは追い風になっていますけど。意外にですね。国内もまだまだ機能を追加したものが新しくかわるということがあるんですね。ちょうど、昔入れたものが相当古くなってますので、それを新しく入れると同時に新しい機能を追加していくというのが今の流れです。ですから、最近ですと先ほど太陽光の話をされましたけど、電源が分散化されますとね。色んな面で不具合が出てくる可能性がたかくなります。その時にですね。例えば電圧ですとか、電流を絶えず見るものが必要になるそういう時に私共の最近のスイッチというものは、センサーが内蔵しておりますので、そこで個別に見れるようになっています。そういうものが売れたりしています。                                      昔みたいに発電所からまっすぐくるだけですと。変圧も少ないですし、非常にシンプルに管理すればよかったんですけど。最近は色んなところに電源ができてしまったと。個別の発電所も出来ましたし、あとは例えば太陽光、色々なものがありますので、それが例えば絶えず発電していれば、いいですけど、急に雨が降って発電が泊るということもありますので、しういう変圧等の変化がおこった時に、問題の無いようにしていかないといけない。そういう時に私共が役に立っているかもしれないですね。だから最近売れているのかもしれない。

【聞き手】

ここ数年の業績が右肩上がに伸びていらっしゃって、やっぱり時代の変化に御社の技術が求められているというのもあるんですね。

【戸上】

物をつくっているのは非常いいと思いますね。メーカーというか本当にものをつくっているところですね。ですから、私共だけじゃなくて、地元でもものを作っているところは、もう1回脚光を浴びている感じがします。ものを作らなくなってきたんですね。例えば、建設でもそうですよね。建設でもものを作るんです。ああいうところでも、今は高騰していますよね。資材だけでなくて、人手が足りないでしょ。で、これから先もそういう時代はきますよね。なぜかというと団塊の世代がごっそり抜けますよね。その時にその人たちがやっていた仕事分の仕事がだれがやるかなんですよね。非常に困った問題が出てきます。

【聞き手】

しかもこれからどんどん若い人の数が減って行くと日本は人手じゃなくて知的労働というか、こっちで勝負していかないと国として、成長の余地がないという。

【戸上】

そうなんですけど、昔はよくそう言われたんです。ただ頭だけでは成り立たないんです。例えば頭だけあって、それでパソコンがたたけて、パソコンは海外から買ってくればいいかもしれませんが。ただそれには電源がいりますよね。電気工事はだれがするのと、例えばエアコンは日本製じゃなくてもいいかもしれない。エアコンはだれが取り付けるの。

【聞き手】

確かに本当にそうですね。

【戸上】

頭では取り付けられないんですよ。頭で取り付けたことにしようと言っても、涼しくはならない。実際に取り付けなきゃいけないでしょ。そうすると現業をやる人が減っていることは結構問題じゃないかなと。私共も今年のテーマに上げているのが、私共の物だけは、社員なら取り付けられるようにしようと。

【聞き手】

全員の方が。

【戸上】

全員と言うわけにはいかない。ある程度年齢が高い方は、簡単にいかないかもしれませんが、ある程度の若い人間は全員が取り付けられるようにしたいと、そういう訓練をしようと。つまり大学を出ていようが大学院をでていようが。作業服を着て取り付けられないとだめだと。

社長プロフィール

President's profile
氏名 戸上 信一
役職 代表取締役社長 社長執行役員

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