株式会社 RS Technologies ~世界トップシェアのウェハー再生事業を手がける急成長企業~

来日のきっかけと人生を変えた出会い

株式会社 RS Technologies 代表取締役 方 永義 (2016年10月取材)

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―来日のきっかけと人生を変えた出会い―

【方】

早く言えば日系三世の生まれでございまして、中国の福建省の生まれ育ちです。おばあちゃんが福井の出身ということもあって、本当に小さい時からずっと日本に対する興味がすごくあって。日系三世の家庭の事情もあって、一応簡単な日本語とかもしゃべる機会もあって。当然のように当時そういう風な環境である中で、私は小さい時からずっと日本に行きたいという思いもありました。

まず、日本語学校に通って日本語をマスターしたいという思いがありまして。私自身は高卒という身分で日本に来させて頂いたんですが、当時中国は学年の飛び級という制度がありまして、成績が良ければ高1から高3になるような制度がありまして、今はもう無いんですが、そういう制度がありまして。16歳で高校卒業して来日しました。日本の専門学校に2年間、旅行の専門学校に、今はもう無いんですが。その後に日本の大学と大学院に約6年間お世話になりまして。我々の大学は城西国際大学、国際大学という名前くらいですから本当にグローバルな学校で、色々な国の人が学ばれておりまして。中国人もたくさんいますが、その他の国の人と色々な交流が出来て、非常に楽しい学校でした。僕は福建省の生まれなので、本当に山の奥の農村部の生まれで。本当にエスカレーターとかエレベーターとかも見たことが無いような環境でして。成田空港に降りた瞬間、魔法の国みたいな感じで衝撃だったんです。

最初はやはり苦労しまして、アルバイトをしながら自分の生計も立てなければいけない、学費も払わなければいけないということで、そういう意味では涙を流しながらの毎日ですので、親の下に戻りたいというのは最初の2年間は常にありましたね。平成10年の3月に大学院を卒業しまして、平成10年の10月に株式会社永輝商事という会社を作ったんですが、その間の約6ヶ月、今はもうその組合は存在していませんが、中古のタイヤを日本全国から集めて海外へ輸出するという組合があったんです。そこで約半年間勉強させて頂きました。

大学の時からずっと実は少しずつではありますが、私が中国の出身ということもあり、日本には独特なビジネスのモデルがありまして。例えばリースという文化があるんですね。会社は所有という概念では無くて、リース会社にリース料金を払って、例えばパソコンやOA機器のレンタルをするという文化がありまして。リース契約をしてやるわけですよね、3年とか5年とか。所有権は会社の物ではなくリース会社の物なので、3年の期間が来たら3年間は使用権がありますが、時が来たらリースアップというか、お返しをしなければいけない。そうするとリース会社はどうするかというと、廃棄をしなければいけないというのが実は日本の独特な制度がありまして、そこを僕はずっと研究していて。リースアップの物は廃棄処分ということについて大学の時からずっと興味を持っていて。秋葉原辺に行って、中古品やリースアップする物を、結局廃棄処分するよりは多少お金になる中古業者に売った方が良いということで安く売って。そういう中古品を見て、こんなピカピカな中古品が何で中古品なのかなと思って、それを買って中国に転売したりするような、小さなビジネスを大学の時からずっとやっていて。自然に中古という物に対して興味を持つようになって。中古であればアジアの国々に、日本人からすれば古くなったとか使えなくなったということでも、我々のような貧乏な国ではまだまだ使えるという概念がありまして。だから、中古のタイヤでも輸出出来るんじゃないかという思いがありまして、友人の紹介ということもありまして、ビジネスを大きくやろうという気持ちもあって、僕を採用してくれたという感じですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 方 永義
役職 代表取締役

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