株式会社喜代村 ~知られざる『すしざんまい』感動の成長物語~

パイロットの道と引き換えに得た最初の成功

株式会社喜代村 代表取締役社長 木村 清 (2017年10月取材)

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【ナレーター】

今や世界的ブームとなった日本食。特に寿司は、日本食の代名詞といっても過言ではないほど、国内外問わず高い人気を誇っている。そんな中、国内初の24時間年中無休の寿司店を展開し、急成長をしている企業がある。株式会社喜代村だ。

観光客が減った築地を立て直すべく、2001年に1号店となる『すしざんまい』本店をオープン。関東圏を中心に店舗数を伸ばす中、ソマリア沖の海賊被害を漁業支援によって激減させるなど、社会貢献にも寄与する喜代村の取り組みは、多くの注目を集めている。

寿司業界の革命児である創業者が歩んだ、苦悩と挑戦の軌跡に迫る。

―パイロットの道と引き換えに得た最初の成功―

【ナレーター】

1952年、千葉県出身。子どもの頃からの夢であった戦闘機のパイロットになるため、15歳で航空自衛隊に入隊。しかし、不慮の事故で目を患いパイロットの道を断念。退官後、弁護士を目指し司法試験にチャレンジするも、学費を稼ぐため、百科事典を販売する会社に就職した。

【木村】

「学生でもいいですよ」ということでしたので、そこで働かせてもらいながら勉強しようということで入社させてもらったのですが、最初の1ヶ月半は、話を聞いていただくことはできても、本当に売れませんでした。最初に20人くらい入社したのですが、1ヶ月目で2人しか残らない。売れないから行ってもだめで、もう辞めようかと思いました。もう1人ももう辞めるということだったので、「今日は辞めよう」と思って、夕方5時か6時に帰って辞表を出そうと思った時に、公園で本を読んでいたんです。そうしたら子どもたちが集まってきて、「おじさん、これ何?」と聞くわけですよ。もう辞めるつもりでしたし、「いいよ」と全部教えてあげました。それ(読み聞かせ)をやったら、子どもが集まってきました。それを1時間とか1時間半話してる間に、今度はお母さんが来て、「どうしてもこの本をください」と言うのです。「いや、これは売れない本だから、買わなくていいです。私が読んであげますから。買っちゃだめです。」「そんなこと言わずに譲ってください。」「では、1回会社に帰って(取ってきます)。これはサンプルだから」と新しい本を持って行きました。行ったらその人の家に6人くらいのお母さん方が集まっていて、「私も、私も」と。「じゃあ明日届けます」と話して会社に行ったら、そのほかにも10件くらい電話があって、また届けることになりました。それが続いて、100巻、200巻と売れるようになったのです。1か月半で500巻以上売ることができました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 木村 清
役職 代表取締役社長

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