株式会社平成建設 ~建築業界の概念を覆したビジネスモデルに込められた信念~

Vol.1 「平成建設」創業秘話

株式会社平成建設 代表取締役 秋元 久雄 (2018年3月取材)

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【ナレーター】

古くから日本の建築を支え続けてきた職人の技術。今、その伝統を受け継ぐ大工の人口は減少傾向にあるといわれており、業界の大きな課題となっている。

そんな中、建築工程の内製化と職人集団の育成、そして伝統技術の継承に力を入れるという取り組みで、日本の建設業界に一石を投じた企業がある。株式会社平成建設だ。

一般的に実際の施工に携わる職人は外注することが多いといわれている中、同社は建物の設計から施工まで一貫して行うことで、クオリティの維持とニーズに対する柔軟性の両立を実現。内製化によって培われた職人の技術を、兄弟子から弟弟子へとスムーズに受け継ぐための環境が整っているということも、特徴の1つだ。

200人以上の職人集団を抱える唯一無二の建設会社を築き上げた創業者の揺らぐことのない信条とは。

―「平成建設」創業秘話―

【ナレーター】

デベロッパー ハウスメーカーでトップ営業マンとして活躍後、業界初の職人を育成する建築会社として、1989年に平成建設を設立。設立のきっかけについて、秋元はこう振り返る。

【秋元】

建築会社というのは分業化しすぎてしまっています。まるで分業化の権化みたいな組織です。ほかよりも進んでいました。生産者が幸せになれないで消費者が幸せになる、生産者の犠牲のもとに成り立つ幸せというのは、おかしな話です。それが創業のきっかけです。ですから、そういうことに左右されないで本当に面白い仕事ができるかどうかは疑問でしたが、やるしかないと思い、結果的に30年経ちました。(他社は)真似はしないと思ったからやった。真似されたらやらない。それは競争がまた違った意味で激しくなるから。おそらく(他社は)真似しないと思ったのです。力のある企業がやらなかったから。だからこれは勝てると。あとはがんばって伸ばすだけだと。これからもそうです。

社長プロフィール

President's profile
氏名 秋元 久雄
役職 代表取締役
生年月日 1948/10/15
座右の銘 金を残して死ぬ者は下、仕事を残して死ぬ者は中、人を残して死ぬ者は上

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