インタビュー内容
―150万人の人材情報の一元管理化を目指す理由―
【ナレーター】
従業員の情報が顔写真と合わせて並ぶクラウド人材管理ツールで大手企業をはじめ、1000社以上の導入実績を誇るカオナビ。柳橋が見据えるカオナビの未来像とは。
【柳橋】
まずは、2020年度に3,000社のお客様に使っていただくということを目標にしています。
もっと中長期な考え方でいうと、その2020年度3,000社のときに、カオナビに登録してくださっている人材情報の数がだいたい150万人分になる予定です。今50万人ですが、それがだいたい3倍になって、150万人になる予定なんですよね。そうすると、世の中のビジネスマンの人材情報をクラウドで一元化している会社という位置づけに、おそらくなるでしょう。人材情報のマスターデータをカオナビで一元管理することによって、例えばカオナビである研修を受けるといったら、150万人の人が自由に受けられる世界が来る、あるいは、カオナビで人事評価を受けたら、150万人の人事評価結果がカオナビに蓄積されているなど、要するに150万人のビジネスマンのデータをクラウドで一元化することによって、色々なビジネスチャンスが生まれてくると思うんです。色々なお客様のメリットも出てくると思うので、そういうプラットフォームを築いていくということが、僕らのビジネスモデルの根幹になっています。
僕らは、どちらかといえば新規事業については「派生させていくビジネス」だと定義しています。150万人のデータベースと全く別のところで新しい事業をやろうということはそもそも考えていないという感じですね。ですから基本的にはカオナビの派生する中で全部考えています。

経営者プロフィール

氏名 | 佐藤 寛之 |
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役職 | 代表取締役社長 Co-CEO |
出身地 | 東京都 |
会社概要
社名 | 株式会社カオナビ |
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本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F |
設立 | 2008 |
業種分類 | 情報通信業 |
代表者名 |
佐藤 寛之
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従業員数 | 347名 |
WEBサイト | https://corp.kaonavi.jp/ |
事業概要 | タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、 予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート |