―6時帰宅制度の真意と従業員への想い―
【ナレーター】
言いたいことが言い合える自由闊達な社風がポイントだと語る五嶋。
その社風に合わせ、様々な制度を取り入れているのだが、意図としてユニークなのが、6UPという夕方6時の帰宅を推奨する制度だ。
【五嶋】
浦和のご自宅に住んでいる開発企画者がいるとします。そこから南浦和のテクノセンターの往復の通いだけだとなかなか世間の変化というのはわからない。
そこで、6UPの時間を有効に使っていただいて、例えば今日は表参道に出てみるとか。そうすると違う環境が見えてくる。
シーンが変わってくると色々なものが見えてくるので。そういう時間の使い方もしていかないと、新しいものはなかなか発見できませんね。
【ナレーター】
従業員への出産祝金や保育園への自社商品の寄付など、内外複合で子育て支援を行うコンビ。その想いに迫った。
【五嶋】
一時的なその金額のことよりも、ご出産されてから長く働ける環境のほうがやはり重要だと思いますね。
当社は複合体だと思っているので、彼女たちや男性社員、色々な方たちがそれぞれの役割を遂行することで成り立っている会社だと思うんですね。
ですので、特に女性の意見というのはこれからすごく大事になるし、育児環境を考える上では、我々が考えるのではなく、女性社員自らが「こういうところを変えていってほしい」と言ってもらったほうがいいと思っているので、ぜひ、そういう意見も自然に出てくるといいなと思いますね。
経営者プロフィール
氏名 | 小堀 英次 |
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役職 | 代表取締役社長 |
生年月日 | 1966年7月1日 |
出身地 | 埼玉県 |
座右の銘 | 利他 |
愛読書 | 『生き方』稲盛和夫 |
尊敬する人物 | 両親 |
略歴
昭和64年3月 筑波大学 第二学群日本語日本文化学類卒業後、2社を経験し、平成 4 年(1992)8月、コンビ株式会社入社。 営業・マーケティング・開発・ロジスティクス・グローバル・経営企画など幅広く経験し発展に貢献。ブランドステートメント『子育てに、イノベーションを。(Innovating Baby Care)』策定を主導。 令和 3年(2021)1月 コンビ株式会社代表取締役社長に就任。
会社概要
社名 | コンビ株式会社 |
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本社所在地 | 東京都台東区元浅草2-6-7 |
設立 | 1957 |
業種分類 | その他製品 |
代表者名 |
小堀 英次
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従業員数 | 303名(単体) 1,089名(連結) 2,070名(コンビグループ) ※ 2022年12月末現在 |
WEBサイト | https://www.combi.co.jp/ |
事業概要 | ベビー用品/乳幼児玩具などの開発・製造・販売輸出及び技術供与 |