株式会社セプテーニ・ホールディングス 国内トップクラスのネット広告代理店。ソーシャルゲーム事業等も展開 株式会社セプテーニ・ホールディングス 元名誉会長 七村 守　

事業(グループ全体のコンセプト)

【七村】

ネット広告代理を中心として、インターネットのマーケティングサービスのできる会社にしていこう。

大きな分野でいうと、ネット広告代理、インターネット関連のサブ、サポートする事業、その他ダイレクトマーケティング、ダイレクトメール関連の事業、大きな区分はあるんですけれども、その中の特徴で言うと、ひとつはクライアント・オリエンテッドで考えよう、自社媒体を待つと、自社の媒体を販売したくなる。

我々はクライアントの課題解決のために、メディアプランを提案する。自社媒体に拘束されることなく、クライアントが考えている課題を解決するための手段として、いろんなメディアプランを提案したり、仕組みを提案するという考え方が強い。これが『クライアント・オリエンテッド』もうひとつは、インターネットは、日々テクノロジーの変化が激しく、それについていく、リードするためには、テクノロジーを自社内で灰かつできる能力を持とう。グループ内にテックの会社を待っています。技術的に優位を持つことで、仕組みで収益を上げるモデルを作る。このテクノロジーの差別化が次の要因のひとつかな。

クレイアント・オリエンテッド、これはマーケティング上の考え方、テクノロジーの優位性を持つこと、これが差別化のポイントとして、特徴として挙げられると思います。特に注力しているのは、モバイル、リスティング、アフェリエイト広告(成果報酬型広告)。最近は、動画とかCGM関係に広げて、これも技術の変化に応じて、新しい広告手法をサポートしていくことをやっています。特にCGMだと、子会社でバズマーケティングを創り、ブログサイトの集合化させたりとかなんです。CGMの分野の強化としてやっていこう。それから、動画では、TYOさんとコラボという会社を創り、動画の製作を本格的にやっていこう、セプテーニ・ブロードキャスティングという会社を創って、動画CGMの分野にも進出していこう。

経営課題は、2011年9月末までの中期計画の達成、『1、10、100、1000の法則』と言ってまして、一人当たりの売上高が1億円、10%の営業利益率、100人の商人(経営者)を作る。1000億円を売り上げる。掛け算すると、1000億の売上で10%の営業利益だから、100億円の営業利益になるはず、パーセント1億の売上だから、1000億の売上ということは、1000人のグループになるという事を意味している。これを達成する事が直近の課題。そのためには、M＆Aとか、必要なものもある。社内の新規事業を創っていく。商人を作るっていう事で、経営者を創っていけばクリアできるかな。