株式会社トーシンホールディングス(旧株式会社トーシン) 東海地方で携帯電話販売代理店を約100店舗展開 株式会社トーシンホールディングス(旧株式会社トーシン) 代表取締役社長 石田 信文 

Vol.2 価値観

インタビュー内容

価値観(有限実行のために、給与の自己申請)

【石田】

基本理念はあるんだよね。「全て自責だ、他責にするな」「総論するな、各論しろ」「報・連・相の徹底」と(基本は)3つしかない。(モットーである)「有限実行」に(その3つが)くっついている。(仕事が)遅いことに「誰々がやらないから出来ないんだよね」と言う人がいるでしょう。「(自分は)言ったのにあの人がやらないから出来ないんだよね」と。それが全て自責(である)という、他積にするな。「総論するな、各論しろ」というのは、まわりの総論だけして「結論はどうしたいわけ?」という状況が総論するな、各論しろということ。「報・連・相の徹底」は(説明しなくとも)わかりますね。

報・連・相の徹底をやれば、常に回答は見えてくるわけだから、全てこの3つをやれば、有言実行に必ずつながるのが理念です。最初はよく無限実行というのは、大和魂じゃないけれど、日本人というのは無限実行と言いますが、そんなの言わなければわからないと。私は有言実行になって、会社を創ったときからやっているんじゃないかな。末端(の社員)は結構色々なことを言ってくるから、末端は怖いもの知らずで(報告に)来る。

最終月末日報というのは、全社員が私にダイレクトに出すんです。それをコミュニケーションとみるのか(というと)私は思っていないです。当たり前のことをやっているだけで、「月に1回くらい私に教えろ」と。私としてはそういうノリなんです。通常に考えれば「社長だから知らないのは当たり前でしょ」というんだけれど、逆なんです。「社長だったら全社員のことわかれよ」というのが基本ですね。

細かいことまではわからない。だけど報告を見ると、悩みを抱えているとか、どういうことを考えているとか、仕事に対してどうだとかというのは、基本的にはわかるよね、日報で全部目を通すから。

【石田】

定期昇給は年2回だけれど、特別昇給というのもあります。(特別昇給)毎月発表されています。自分で申請も出来るからね。当社は平均年齢低いでしょう。だけど結構怖いもの知らずもいて出してしまえ(といって出す)。私は自分で責任を持ちたいから上げて下さい。サブマネージャーにいきなり(なりたいと)と言って、平(社員)から上げて下さいとか、上がってくる社員もいます。でもそういう社員は私から見ても、まだ無理だと思うと言って、まず会議にオブザーバーで出なさいと、見てそのときに報告を頂戴と言って、次回の何かの会議に出してあげて「どうだった」と(聞くと)「もう少し考えてみます」とか「(やっぱりそう)だろう」と、そういう社員もいます。


経営者プロフィール

氏名 石田 信文
役職 代表取締役社長
生年月日 1960年1月3日

会社概要

社名 株式会社トーシンホールディングス(旧株式会社トーシン)
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄3-4-21 TOSHIN SAKAEビル
設立 1988
業種分類 情報・通信業
代表者名 石田 信文
従業員数 285 名
WEBサイト http://www.toshin-group.com/
事業概要 移動体通信機器の販売を主たる業務とする移動体通信関連事業、賃貸マンションの開発型不動産の流動化、及び 貸しビル・賃貸マンションの不動産賃貸を主たる業務とする不動産事業、ゴルフ場の運営を主たる業務とするリゾー ト事業を展開。
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