Vol.3 事業
事業(不動産事業の特徴、10年で一区切り)
【石田】
SPC事業、信託案件です。そういったことをメインでやる。自分のところで作って信託受益権の売買をすると、新しい金融商品として扱える免許を持った会社なんです。通常の不動産屋は建物(の売買)でしょ。当社は権利を売買する免許、それを取得してやっている。金融庁の方から、基本的には物件として売買しない。
当社においてのSPC事業は、基本的に(物件の)価値を高めて、売却という形じゃなくて、収益を基本ベースと考えた事業にベースをおいていたから、(物件の価値が)高まらなくてもやっていけるんです。当社の物件に関しては、グレードも(一般の)分譲マンションよりも、高いものを造って、ですからコーディネートは全部私がやっている。
【石田】
一昔じゃないけど、10年で必ず周期は終わると思っているから、(10年で)ひとつの区切りをつけようと思っている。10年で次のステップに。それで、例えば携帯だから、(次は)ネットにいこうとは考えないんだよね。全然別なものに行かないと、落ちたときに共に落ちるでしょ。だから建築のときに携帯(を扱う)。だから別なものに変えようとしているんだよ。
シナジーという(言葉がある)けれど、核になるものがあってシナジー効果を出すわけで、核のものが壊れたらどうするの、だってトヨタがこけたら周り(の会社は)皆こけてしまう。(それと)一緒だよね。私の考えとしては、それがないんだよね。親亀こけても子亀は生きている。
経営者プロフィール
氏名 | 石田 信文 |
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役職 | 代表取締役社長 |
生年月日 | 1960年1月3日 |
会社概要
社名 | 株式会社トーシンホールディングス(旧株式会社トーシン) |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市中区栄3-4-21 TOSHIN SAKAEビル |
設立 | 1988 |
業種分類 | 情報通信業 |
代表者名 |
石田 信文
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従業員数 | 255名 |
WEBサイト | http://www.toshin-group.com/ |
事業概要 | 移動体通信機器の販売を主たる業務とする移動体通信関連事業、賃貸マンションの開発型不動産の流動化、及び 貸しビル・賃貸マンションの不動産賃貸を主たる業務とする不動産事業、ゴルフ場の運営を主たる業務とするリゾー ト事業を展開。 |