Vol.1 歴史
歴史
【吉田】
舶来品の輸入販売を行うのが創業時の仕事です。創業から3年半くらいそれをやりました。自分で海外に買い付けに行って商品を選んで、それを郵便書留で送っていました。最終的には舶来物の洋服に至るところまでいきました。洋服をずっとお客様に紹介して販売していたのですけれども、やはり日本人の体には洋服よりも、着物の方が似合うのではないかと思ったのがきっかけです。
洋服を販売すると、直輸入物の洋服というのは、袖をつめたり、丈を補正して、販売しなければならないものが多数でした。せっかくのシルエットを崩して販売しても、どうしようもないと思ったのです。
それならば日本人の体にマッチングする着物にしようじゃないかと、また、着物は大切な文化でもありますし、これが扱えるようになるのは、本当に良いことなのではないかなと、世の中に必要とされるのではないかなという思いで始めました。
私のことを着物屋さんの二代目や三代目等という話をよくされるのですが、私はそういうのではなくて、父親も全然違う仕事でしたし、母親は正月になれば着物や割烹着を着ているということはありましたけれど、全然関係のないところから始めましたので、本当にみなさんビックリされるのです。
経営者プロフィール
氏名 | 吉田 重久 |
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役職 | 元代表取締役会長 |
生年月日 | 1962年11月8日 |
会社概要
社名 | 日本和装ホールディングス株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー5F |
設立 | 1996 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
吉田 重久
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従業員数 | 159名 |
WEBサイト | https://www.wasou.com/ |
事業概要 | 「『教える』又は『伝える』というプロセスなしでは、流通がスムーズに展開しない商品及び衰退もしくは消滅しかねない商品」の技術及び産業の継続を支援する活動を通して、単なる小売業ではなく、仲介の新業態としてのビジネスモデル確立を目指す。 |