サムシングホールディングス株式会社 戸建てや商業用地の地盤改良工事、地盤保証事業を展開 サムシングホールディングス株式会社 代表取締役会長 前 俊守  (2013年1月取材)

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業(「地盤改良事業」「保証事業」「その他事業」、三つの事業展開について)

【前】

我々の事業セグメントは大きく分けて三つありまして、ひとつは、『地盤改良事業』、住宅に特化した、住宅を建てるときの地盤調査と補強工事が地盤改良事業、売り上げの8割程度になります。

2つ目のセグメントが、『保証事業』、これは、一番目の地盤改良事業とリンクしておりまして、私どもがやった地盤調査、改良工事の地面に対しての保証を出すという事業、これが保証事業、これはだいたい8割以外の15%ぐらいを、こちらの事業で売り上げを立てています。

3番目は、『その他事業』ということで、ひとくくりにはしているのですが内容としては、不動産の販売開発です。それと私どもが持っているノウハウ、保証事業などは、非常にノウハウがありますので、そのノウハウを外部にレンタルをしたり、ツールで言うと、ソフトをレンタルしたり、講習会を開いたりとかいう部分が、その他事業の売上となっています。前期に関しては、その他事業の不動産の販売が伸びてきまして、売上ウェイトが高まってきましたが、従来であれば、約5%の売上となってきています。

【前】

今具体的に次の事業になってくるのかなと思っているのは、地盤会長事業というのは、IR活動のときも、イメージとしては非常にオールドエコノミーな非常に労働集約的な仕事だなと思われると思うのですが、私ども建設の現場というのはほとんど、ITツーツが支えているんですね。

調査業全自動の調査機を使って、電子化されたデータを採取しています。かつ、それを携帯モバイルを使い本部に飛ばし、管理をしている。これは施工現場も同じなのです。大きな施工機械の中に『施工管理装置』というのがついていまして、それはパソコンがベースになったようなものなんですが、そこでデータを採取して、それを携帯で飛ばしてデータを管理する。そのデータに手を入れられない、透明性を持ったデータを出すということが、私どもの使命だと思っていますので、創業期からITツールを使ってデータベース化を構築しています。

おそらくこの業界でこのように入口から出口まで、電子化されてこういうインフラを持っているのは当社だけですので、今後は、こういうインフラを同業者に貸したりしていきたいと思っています。今の世の中のニーズというのは情報公開だと思います。内部統制もそうですが、すべてきちっと管理をしていますかと、いうような世の中の流れがあります。

おそらくそういうマーケット、やったという証拠を残すことが今後重要になっていきます。我々の装置というのは、そういうものがすべて備わっていますので、レンタルをしたり、販売をしたり、そういったビジネスを展開していきたい。我々が今まで培ってきたノウハウを外を提供してビジネスに変えていきたいと思っております。


経営者プロフィール

氏名 前 俊守
役職 代表取締役会長
生年月日 1967年1月16日
尊敬する人物 織田信長、豊臣秀吉、坂本龍馬、西郷隆盛 井深大(SONY)、飯田亮(セコム)、稲盛和夫(京セラ)、本田宗一郎(ホンダ)、盛田昭夫(SONY)、永守重信(日本電産)

会社概要

社名 サムシングホールディングス株式会社
本社所在地 東京都東京都江東区豊洲3-2-24 豊洲フォレシア 9F
設立 2000
業種分類 建設業
代表者名 前 俊守
従業員数 444名(令和4年3月末・サムシング単体)
WEBサイト http://www.sthd.co.jp/
事業概要 住宅地盤の調査、地盤改良工事および地盤保証事業等を行う子会社の経営管理を展開する純粋持ち株会社。
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