Vol.2 価値観
価値観
【荻野】
商品の数でいくと、どういうカウントをするかで違うのですけど、基本的には4シーズンで分けています。野菜のよりおいしい時期、旬の時期に合わせて商品を作っていくので、年間を通してというのはあまりないです。ですから商品何種類ありますかと聞かれても、なかなか答えが難しいです。
より新鮮でおいしいものというのが大前提ですから、そのためには旬を無視して野菜を無理やりに作っても、美味しくない野菜を使っても、値段は高いけれども、美味しくないというものになってしまいます。野菜というのは、できすぎて安くなっている時が美味しいのです。
それは条件が良いからいいものができるわけで、高くなっているとき、これは良い野菜ではないのです。キュウリにしてもナスにしても、それは条件が悪いから、上手く育ってないから高くなっているだけのことで、品質が良いから高くなるのではないのです。
品質が一番いい時は安いのです。気候が暑すぎたり、雨が降らなかったり、降りすぎたり、いろいろな条件がありますが、そういう条件でもしっかり作れる腕のいい農家とそうではない農家があります。腕のいい農家の見せどころは気候が悪い時なのです。
経営者プロフィール
氏名 | 荻野 芳朗 |
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役職 | 元代表取締役会長 |
生年月日 | 1943年5月1日 |
出身地 | 愛知県 |
会社概要
社名 | 株式会社ピックルスコーポレーション |
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本社所在地 | 埼玉県所沢市東住吉7-8 |
設立 | 1977 |
業種分類 | 食料品・飲料製造業 |
代表者名 |
荻野 芳朗
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従業員数 | 292名 |
WEBサイト | http://www.pickles.co.jp/ |
事業概要 | 浅漬・惣菜等の製造、販売及び青果物・漬物等の販売。 |