Vol.3 事業
事業
【荻野】
20年くらい前に、その時に作った工場が漬物業界の中では、それこそ業界の人からしたら考えられないような設備の工場だったのです。各部屋全部、温度管理ができていて、従業員もマスクをして頭から全部、当時にしたら宇宙服みたいたものを着て作業する工場でした。
そんな工場は当時はありませんでした。ですからセブンイレブンと一緒に指導をされながらやってきたのですが、言われたからやるのではなくて、差別化するためにやっているということなのです。
【荻野】
新鮮な野菜であれば野菜本来の味で食べられるから、調味は薄くていいのです。新鮮でない原料だと、うまみを出すために調味を濃くしないといけません。当社がその頃に言い出したのは「サラダ感覚で食べられる浅漬け」ということをキーワードにして始めました。
新鮮な良い野菜を得るためには、自分でやるしかないなということで、契約栽培ということへ入っていきました。契約栽培であればいつ採れた野菜なのか日付まで全部わかります。また、契約栽培であれば通い箱でいいから段ボールはいりません。もっと進んでいって、農薬ももっと減らせるのではないかと、土壌を改良していけば野菜が元気になるので、農薬が減らせるのではないかと考え、土作りもやりましょう、堆肥は有機にしましょうと、そのようにどんどん進んでいきました。そうすると結果として、美味しい野菜が作れるようになるということです。
経営者プロフィール
氏名 | 荻野 芳朗 |
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役職 | 元代表取締役会長 |
生年月日 | 1943年5月1日 |
出身地 | 愛知県 |
会社概要
社名 | 株式会社ピックルスコーポレーション |
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本社所在地 | 埼玉県所沢市東住吉7-8 |
設立 | 1977 |
業種分類 | 食料品・飲料製造業 |
代表者名 |
荻野 芳朗
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従業員数 | 292名 |
WEBサイト | http://www.pickles.co.jp/ |
事業概要 | 浅漬・惣菜等の製造、販売及び青果物・漬物等の販売。 |