フーリハン・ローキー株式会社(旧GCA株式会社) ニューヨークやロンドンなど世界に展開するM&Aアドバイザリーファーム フーリハン・ローキー株式会社(旧GCA株式会社) 元代表取締役 渡辺 章博 

Vol.4 キャリア

インタビュー内容

キャリア

【渡辺】

私たちは会社では社員と呼んでおらず、仲間という呼び方をしています。仲間の人たちにはどうなって欲しいかというのは、非常にせん越な言い方ですけれども、私はやはりクライアントから感謝されるようなプロフェッショナルになってほしいです。

それからバックオフィスの人たちも同じです。基本的にはクライアントに向いてほしいです。そしてやはりクライアントから「KPMGでなくて渡辺さんに頼んだつもりですよ」と言ってもらった一言というのは今でも忘れられません。それと同じような経験をぜひ同じようにしてもらいたい、「GCAサヴィアンじゃくて、○○さんに頼んだつもりだからね」って、一人ひとりが言われるような存在になってもらいたいです。

【渡辺】

経営理念の「For Client's Best Interest」というのは、姿勢だけではダメなのです。姿勢は確かに重要です。クライアントに向かうという姿勢は大事なのですが、もっと大事なことは能力を身に付けないとダメなのです。力がなかったらクライアントに対して良いアドバイスができないですよね。「Client's Best Interest」という本当に良いアドバイスをするためには力をつけないといけないので。

一人ひとりがまずは力をつけること、力をつけてクライアントから「本当にあなたは本物だよね」と言われる、その瞬間をぜひ味わってもらいたいです。

独立という話がありましたけど、もちろん仲間として入ってもらった以上は、ずっと一緒にやっていきたいですが、もちろんそれぞれのキャリアの中で自分たちがもっと違う道があるということであれば、それはそれで全然いいと思うのですが、その場合もやはりお客様に向いて仕事をしていれば、必ずお客様が新しいキャリアの中でも助けてくれます。

そういうようなwin-winの関係で、人生をどんどんグッドスパイラルになるような、そういう生き方を当社の仲間にはしてもらいたいと本当に思います。

【渡辺】

大事なこととしては、どんな仕事でも無駄な仕事はないので、客観的に見ると大した仕事ではないとか、小さい仕事だとか、そういう話をよく聞くのですが、どんな仕事でも無駄な仕事はないと思います。新聞にでかでかと載るようなメジャーなトランザクションというのがすばらしい、そして小さい案件というのはゴミ案件のような呼び方で、いい加減にやってしまう風潮がはびこっている業界なのですけれども。

当社ではそういったことは一切排斥していて、トランザクションのサイズ、M&Aの規模に関わらず、クライアントにとって本当に戦略的な意味のある案件であれば、一生懸命にやりましょう。それからコピーを取るとか下調べをするとか、本当に目立たないような仕事も一つひとつ完璧にやるというか、どうやったら効率的にクライアントにとって価値のある仕事なのかと一つひとつ考える、そういう姿勢がとても重要だと思います。

そういう風にみんな当社の仲間にはなってもらいたいと、私自身の経験からすると思いますね。


経営者プロフィール

氏名 渡辺 章博
役職 元代表取締役
生年月日 1959年2月18日

会社概要

社名 フーリハン・ローキー株式会社(旧GCA株式会社)
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内30階
設立 2008
業種分類 サービス業
代表者名 渡辺 章博
従業員数 435 名
WEBサイト https://www.gcaglobal.co.jp/
事業概要 完全独立系のM&Aアドバイザリーファームとして、クライアントの最善の利益のためのアドバイザリーサービスを提供。
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