ディーブイエックス株式会社 創業以来30期連続増収増益。不整脈関連の医療機器販売分野で業界トップを走る ディーブイエックス株式会社 元代表取締役会長 若林 誠　

事業

【若林】

一つ目は代理店というメーカーから仕入れて病院に売る、それが不整脈の治療です。もう一つは海外から持ってきて当社が代理店に販売して、そこから病院にに入っていくという卸売業、それともう一つ今やろうとしているのが製造業です。そういう卸売りも製造もやれる会社になりたいと思っています。それで今一生懸命に人工血管を作っています。なかなか面白いと思いませんか。人工血管でもまだいろいろな問題点があります。それを改善していこうとしています。改善していくには、自分たちで作った方が機動性があるのでずっと改善ができる。ですからそういう事をしていきたいと思っています。

【若林】

例えば５００床の病院で１年間に３０回くらい、ペースメーカーのオペがあるのですが、我々はペースメーカーの担当になったら、１年に３００日オペを見るのです。先生は病院で１年間に３０回だけれども、われわれは数々の病院をまわるので３００日オペを見る、２年で６００日見るわけです。圧倒的に経験も知識量も豊富になる、ただ、我々は患者様に触れないし、やれることは限られています。できることはこの患者様にはこの機械がいいですよと、少しサジェスチョン（提案）をすることくらいです。我々は全部の製品を知っていますから。それから、先生とディスカッションもできます。普通に「先生」と呼びかけてできます。３年したら経験値はもう莫大です。先生は他の仕事もありますが、我々はこれだけですから、同じことをずっとしているのですから。ですから、素人でもまじめに勉強すれば、誰でもできるようになります。