株式会社ピーシーデポコーポレーション 関東圏を中心に全国100店舗以上を展開する家電量販店 株式会社ピーシーデポコーポレーション 代表取締役 野島 隆久 

Vol.1 歴史

インタビュー内容

歴史

【野島】

もともとは会社を作って何をやるか決めていなかったのです。ただ小売りをやりたいと思っていて、それで当時いくつか、コンピューター、生活雑貨なども考えたのですが、資本がなくて、小さくて、大企業とのハンディキャップが少ないのが、やはり変化が大きかったパソコンだったので、要はお金がなくても商売できて、はじめから競争力を維持できるということで決めました。

パソコンの郊外型販売をやろうと思って、小売りの知識はありましたから、それではじめたというのがきっかけです。当時コンピューターというのは神奈川だと、秋葉原まで行かないと買えなかったのです。ところが、学校教育で導入が検討されていたり、パソコンまでダウンサイジングする時期ではないかと言われていました。

当社は完全にコンシューマーにターゲットを置いて、法人などは一切無視して、完全な一般の人に売りたいということではじめから郊外型を考えていました。と言いますか郊外型しか商売がわからないので、それで郊外型ではじめました。

【野島】

基本的な考え方は簡単で、自分の家の近くに店がなかったら、やはりその地域の普及率は下がるでしょう、という基本的な考え方です。近くにあればすぐ近くに専門店があるから、パソコンという高値の花だと思っていたものが、勇気をもって買えるのではないかと思います。

つまり、店があることでお客様が買う、商品を欲しいと思うお客様を店に呼ぶ等、いろいろな考え方があると思うのですけれども、当時の当社の考え方というのは、店があるから買いたい人が増えるという、極めてシンプルな考え方です。

当時、新横浜に1号店を作りまして、そうすると会社の方が来るのです。「このパソコン10台ほしい、いくらになる?」と言われるので「これ、お客様10倍の掛け算できないのでしょうか?」と「15万円×10です」と言うと、「会社なのに安くしないのか」と言われても「当社は個人用ですから、会社で買われる方に、お手盛りはございません」とお返事していました。

だからコンセプトはしっかりしています。個人しか相手にしません。その中で法人の方も1台、2台といっぱい買ってはくれているのですけれども、ぜんぜん法人様を狙ってはいません。接待用のお店だと個人の方が行けませんが、そうではなくて接待用のお店ではなくて、おばさんがサンダル履きで、かつ丼食べに来られる洋食屋でしょうか、50年前に洋食屋のようなお店を作ったのです。極めてシンプルです。


経営者プロフィール

氏名 野島 隆久
役職 代表取締役
生年月日 1959年8月20日

会社概要

社名 株式会社ピーシーデポコーポレーション
本社所在地 神奈川県横浜市西区高島一丁目2番5号
設立 1994
業種分類 小売業
代表者名 野島 隆久
従業員数 814 名
WEBサイト https://www.pcdepot.co.jp/
事業概要 ご家庭を対象としたデジタル生活の提案及び関連商品やサービスの提供、地域に根差したデジタル生活の提案
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