Vol.4 キャリア
キャリア
【野島】
基本的には3つくらいの大きな骨子で成り立っています。1つはDBAといいまして、デポ・ビジネス・アカデミーというものですが、これは仕事をする上で必要な知識を得る場所です。専門的なものでしたら、例えば、会社の係数の見方を勉強しようとか、決算について勉強しようといった、基本的な仕事をする上でのスキルです。こういったものを維持するDBA。
それと、パソコンクリニックの人たちにはDCAといいまして、デポ・クリニック・アカデミーというのですが、ここは技術を学んだり、安全性を学んだりする、いわゆるテクニカル的な研修を受けるところです。
あとは、ROJTと言いまして、ローテーション型、オンジョブトレーニングというものです。会社がある一定の期間になると、自動的にあなたはこの期間にROJTしなさいとなります。もちろんスペシャリスト化も必要ですが、我々はソリューションを提供していますから、ゼネラリスト化も必要で、そういったものを管理系も営業系の人間も皆やっています。
ですからどちらかと言うと、スペシャリストではあるのですけれども、ゼネラリストを養成する仕組みが会社としては出来上がっています。
【野島】
人生は3つで区切っているのですけれども、1つはアドベンチャーです。それとトライ、そしてチャレンジです。これは全部違う言葉だと思うのです。アドベンチャーというのは成功の確率10%くらいで、トライで50%くらいではないのかと、チャレンジというのは努力さえすれば7割5分くらいの確率で勝てることだと思うのです。
ですから、タイトルマッチというのがありますが、挑戦者のことをチャレンジャーと言いますけれども、だいたい3回くらい防衛するのが半分以下ということは、勝つ確率は6割、7割ということです。そうすると自分がこの3つのどれに適しているのかを、考えるべきだと思うのです。
私はあえて、アドベンチャーの道を若いうちから口に出す必要はないと、アドベンチャーする必要ないんじゃないの?と言ったりします。成功の確率10%のことを本当に若いうちから10年かけてできる人は、100人に1人しかいません。それよりはまず着実なチャレンジの道を行った方が良いと、これは1月休んでも2月休んでも、またすぐチャレンジできる話だから、そういったことを言っています。
私としては、社員にはアドベンチャーも大切だけれども、それはチャレンジを重ねていく上で、実力が付いたら、思い立ったらやればいいと、それよりはまず確実に基本給を1万円上げることを、若いうちからやった方が良いと言っています。実は22歳で他の人より基本給が1万円高いと、生涯年収で800万円から1000万円違うわけです。そちら側を着実にチャレンジしていってほしいと社員には言っています。
経営者プロフィール
氏名 | 野島 隆久 |
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役職 | 代表取締役 |
生年月日 | 1959年8月20日 |
会社概要
社名 | 株式会社ピーシーデポコーポレーション |
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本社所在地 | 神奈川県横浜市西区高島一丁目2番5号 |
設立 | 1994 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
野島 隆久
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従業員数 | 814 名 |
WEBサイト | https://www.pcdepot.co.jp/ |
事業概要 | ご家庭を対象としたデジタル生活の提案及び関連商品やサービスの提供、地域に根差したデジタル生活の提案 |