株式会社アドウェイズ アフィリエイトで国内トップ。海外広告やSNSとの提携強化し、成長を続ける 株式会社アドウェイズ 取締役会長 岡村 陽久  (2012年10月取材)

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

【岡村】

「世界のインターネット商社」になるというのが、アドウェイズの経営目標なんですけど。今でいうと、6年後に「イチニーマル計画」を達成させることがアドウェイズの、というよりは僕の目標です。2018年3月期までに売上で1千億、営業利益で200億。1千と200を取って「イチニーマル計画」という。それを達成するために、新しい事業をどんどんやろうと。若手をどんどん登用して、機会をどんどん提供して、成長できる会社にしていこうみたいな。「イチニーマル計画」というは、売上で1千億、営業利益で200億を達成することも大事なんですけど、それ以上に大事なのは、それを目指す過程において、たくさんの事業が生まれていないと。そうすると、たくさんの機会を生んで「金儲けより人儲け」ができる会社になると。その結果、最終的に利益を出していこうというのが、この「イチニーマル計画」の趣旨なんです。

【岡村】

その為に凄い投資をしていてですね、新規事業も今、企画・開発中のものだけでも92サービスあって、これは小さいやつも大きいやつも全部含めてなんですけど。いわゆるアプリ事業ですね。スマホがやっぱり普及したことによって、企業はそのユーザーを獲得したいというニーズがあるんで、それを実現できるスマホの広告事業と。あとはユーザーも新しいスマホになって、アプリを使いたい、ゲームで遊びたいという、そういうニーズがあるので、そういったユーザーさん向けに提供するアプリ。最近でいうと、ソーシャルゲームというのも作ってやっています。92サービスを立ち上げるので、今、社内が無茶苦茶な状態になっていますよね。逆に言うと楽しいですけど、成長できる機会がそこら辺にいっぱいあって、チャレンジできるところとかすごいいっぱいあるので。

【岡村】

アドウェイズの新規事業とは別に、アドウェイズの既存事業というか、強みを持っている事業というのは基本的にアフィリエイト。いわゆる「成果報酬型広告」というのが国内で、業界ナンバーワンでやらせていただいているので、ここについて今後、色々な展開をしていきたいなと思っているんですけれども。まず1つは、これまでのアフィリエイトは、いわゆるインターネットを使うユーザーが基本的にはパソコンを通してインターネットするか、もしくはいわゆる「フィーチャーフォン」を通してインターネットするか。このほぼどちらかだったんですけど、やっぱり時代もどんどん変わって。今でいうとフィーチャーフォンからスマートフォンを使うユーザーが増えてきていて。我々広告を提供する側も、今まではPCとかフィーチャーフォンを持っている人向けに広告を出せば良かったんですけど、これからはスマホを持ったユーザーさんに、広告を出していけるようなサービスに変えていかなければいけなくて。スマートフォンって、決定的にフィーチャーフォンと違うところが1つあります。フィーチャーフォンの場合は国内でしか使えなかったんですけど、スマホの場合はiPhoneもAndroid端末も基本的に日本だけではなく、全世界で使われている携帯端末なので。これまでは国内でしかできなかったサービスが、世界展開できるというのが決定的に違うところなので。アドウェイズはそのためにこれまで、世界というか、アジアに10カ国、今会社を作っているんですけど。

【岡村】

インターネットのサービスって社会を少し変えられるというか、良くできるというか。例えば、広告でいえば、これまでってテレビとか、雑誌とか、新聞とか、ラジオとかって、結局広告を出すことに対してお金を払うというか。例えばテレビのCMは買うことに対して、全部セットで1億円とか、そんな感じじゃないですか。広告は出してみないと、広告の効果があるのかないのか分らない状況の中で、お金を払わないといけないということで、リスクがあるじゃないですか。そのリスクを背負えるのは結局大手だけなので、テレビとか新聞とかの広告とかって、みんながすでに知っているような有名な会社しか、広告って出してないじゃないですか。そのリスクを背負えるので、やっぱり大手が大手になっていくということだと思うんですけど。でもインターネットって、広告の効果が測定できる。そういうテクノロジーというか技術があるので、広告の効果があったらあった分だけお金をもらうというビジネスも、逆に言うとできるんですね。それが「成果報酬型広告」なんですけど。それができたことによって、2人でやっている会社から、10人でやっている会社も、もちろん今までテレビCMを出していた大手も関係なく、広告の効果があったらお金を払うという。企業にとってはリスクがないサービスを提供することができるというところで。広告の概念も少し何か。広告というものは効果を出さないといけないんだと。効果に対してお金をもらうのだということが、少しそういう文化なってきたというか。アフィリエイトで少し社会を変えられたと思うんですよね、みたいなサービスを、日本だけではなくて世界で提供していきたいと思いました。やっぱりアフィリエイト以外にも、社会を変えることができる色々なサービスをインターネットはできるので。そういうサービスをたくさん提供して、日本だけではなくて全世界でやっていくぞというのが、それが「世界のインターネット商社になる」なんですけど。そういう会社になろうというのがアドウェイズの目標ですね。


経営者プロフィール

氏名 岡村 陽久
役職 取締役会長
生年月日 1980年4月8日
出身地 埼玉県

会社概要

社名 株式会社アドウェイズ
本社所在地 東京都新宿区西新宿五丁目一番一号 住友不動産新宿ファーストタワー5階
設立 2001
業種分類 サービス業
代表者名 岡村 陽久
従業員数 1,153名
WEBサイト https://www.adways.net/
事業概要 スマートフォン向け広告事業 インターネット(PC)アフィリエイト広告事業 モバイルアフィリエイト広告事業 メディア開発・運営事業
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