株式会社エー・ピーカンパニー ~『塚田農場』『四十八漁場』等150店舗以上を展開。急成長する外食企業~

Vol.3 事業

株式会社エー・ピーカンパニー 代表取締役 社長 米山 久 (2012年10月取材)

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事業

【米山】

地鶏の業態でいくと宮崎。宮崎だけでも日南、日向。県央にある西都という所にまた新しい大型施設を作って。そこで地域の雇用を生んでという形がスタートしていくんですけれども。宮崎地鶏があって、北海道の新得地鶏、鹿児島の黒さつま地鶏、もう1つ今、琉球地鶏という沖縄の鶏もほぼ企画段階で上がってきている。それがスタートするかどうかという所で。名古屋コーチンとか比内地鶏とか、売れてしまった地鶏には僕たちあんまり興味がないので。僕らはどちらかというと、ブランド化することに、埋もれた商材をどうブランド化していくということが、これが我々の意義だと思っているので。魚業態も今、提携漁師が8漁師。これもどんどん増えています。例えば今取り組んでいるのは、被災地の陸前高田の広田という所で、ツブ貝がよく捕れる所があるんですけれども、なかなか流通にのらないんですね。なぜかというと、ツブ貝の殻というはもの凄く硬い。漁師さんはたくさんツブ貝を捕れるんだけれども、それを割る作業が大変で。ですから、その割るための加工施設を、我々が広田の町に作ってしまって。一気にツブ貝で、彼らは今まで収入にならなかったツブ貝で、収入が増えるようになってくるという取り組みをしているんです。ただ単に漁師から買うだけではなくて、買いやすいように工夫をして、産地に加工施設を作るということもやりながら。どちらかというと、飲食業というよりも「生産流通加工業」という風に私たちは。一般的に物を買いに探すだけのバイヤーは、うちでは成り立たないわけですよ。うちのバイヤーは企画力が必要なので。発掘した上で企画をして、なおかつ物流を考えてということなので、そういう今までは埋もれていた商材をどんどん発掘していながら。まだ直営で100店舗弱しかないので、400店舗、500億。これは4〜5年で実現します。とはいえ5年でも国内だけなら飽和状態になってしまうので、海外だったり、通販だったり、小売り、卸。そういう販売チャンネルの横開拓というのをしていきたい。自社農場のそば屋というのも1つ企画としてあるんだけれども。そういう新しいブランドも、どちらかというと非アルコール業態を立ち上げていきながら、色々な可能性を試していきたい。

【米山】

常にブランドは進化しているので。日々、生産側と繋がっていることによって、最初地鶏からスタートしたのが、地鶏以外の生産者直結モデルというのがどんどんでき上がっていっているので。あとはお客様が我々に何を期待しているかということ。そういった常に新しい物を発掘して、また何か新しい商材ができ上がっているなという。そういうブランディングができていることによって、飽きない来店動機になる。それは地方と直結することによって、でき上がっていくので。あとは根強いリピーターを獲得していくために、店舗スタッフにリピート率を意識した営業ができ上がっているというのが1つ、大きな仕組みですよね。飲食店の一般的な共通言語で言うと、「売上」とか、「利益」とか、「客数・客単価」とかいわゆる数字で。数字もどちらかというとリアルな数字で、店舗内で「今日の客単価は」という、これを一切廃止しました。「ジャブ」というお客様との接触回数を増やせば、結果的に売上利益が付いてくるという発想で。売上利益を追い掛けさせないで、まず目の前のそういう共通言語変えたんですね。売上利益に走ってしまうと、どうしても単価に出したりしてしまいがちで、お客様の満足というより、今日の結果みたいなところに行きがちになってしまう。だからそれをすることによって、お客様に飽きられてくる。それで売上が低下してくることに繋がる訳じゃないですか。

社長プロフィール

President's profile
氏名 米山 久
役職 代表取締役 社長
生年月日 1970/11/9

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