株式会社ユニバーサル園芸社 ~創業以来、レンタルプランツ事業を中心に業界初の上場会社として海外へも進出~

Vol.1 歴史

株式会社ユニバーサル園芸社 代表取締役社長 森坂 拓実 (2013年6月取材)

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-歴史-

【森坂】

創業は20歳の時です。18歳の時に大学なんて行く気がなかったものですから、就職しなければならない。たまたま植木屋を知り合いの人が紹介してくれました。

植木屋みたいな仕事があるのだと思って、まさかそのような仕事に就職するとは思ってなかったです。自分の高校生時代に、山登りが好きだとか、植物が好きだとか、自分の好きなものがわかっていたから、植木屋だったら何とかなるかもしれないと思って、紹介してもらい、千葉県の3人くらいの小さな植木屋に就職しました。

その職場は1年で退職して、2年目は大阪に行ったのです。大阪でも園芸会社に就職したのですけれど、そこでも違うと思って、仕方ないのでもう自分でやってしまおうと。 死生観というでしょう、宇宙から見たら自分の人生なんてあっという間に終わってしまうといった、そういう思いがすごくありました。小学生の頃から私は死ぬのが怖かったですし、そういう焦りからなんとかしなければとなって、あとは自分でやるしかないということになってやったわけなのです。

何も知らないからできたのですけれど、知っていたらやっていないですよ。園芸会社は土地がいるのです。在庫を置かなくてはならないので、だから大体、地主さんの息子やもともと造園屋の息子がやっているのです。 私には何もなかったすが、知らないからできるということもあります。何も知らないから20歳で独立しました。

初めはレンタルの植物の注文取りをしました。当時でしたら喫茶店とかホテルなどで、そういうところに植物を置く。45年前ですからそういう時代背景がありました。高度成長が始まって大阪万博のちょっと前ぐらいです。昭和43年頃でしょうか。新しい店がどんどんできる時代ですから、そこに植物を置いてくださいと、2,3個の小口です。

高価なコンピューターなんかだったら20歳の青年に注文してくれないでしょう?でも植木鉢2,3個を喫茶店に置くくらいだったら、「お兄ちゃん元気良いから置いてあげる」というお客様がいらっしゃったのです。まあ、そういう色々なラッキーが重なって、お客様で経験を重ねることができたと、それがずっと45年間続いているのです。

自分は有限、無限のものではないと知ったはずなのです。それを知った時に普通は大問題です。人生でその発見以上に大きい発見はないのですから、普通はその時にずっこけるくらい驚かなくてはいけないはずなのです。それを何となく知ったという人が多いのですが、それはおかしいのですよ。 世の中で歴史に残る人とか、立派な会社の創業者に聞いてごらんなさい。みんな正しい死生観を持っています。自分の人生は有限だと、どう使ったらいいのかと。

結局は冒険をするという手もあるし、役者の修行をするようなところへ行って、人々に大きな感動を与えるような仕事をしたいと思いますが、自分に才能がなければ、自分の目の前の仕事を一生懸命にやるしかないということにたどり着きます。 もっとほかに才能があればそういうことをやっていますよ。絵を描くとか、小説を書く、そういったことをしたいです。医者になるとか教育者でもいいと思います。自分の目の前の仕事をコツコツと一生懸命にやるしかないということです。

人生二度なしという言葉は後で知ったのです。そういうことを言っている人からいただいたのですけれど、まさにそれだなということです。

社長プロフィール

President's profile
氏名 森坂 拓実
役職 代表取締役社長
生年月日 1948/1/28
出身地 福井県
座右の銘 人生二度なし
愛読書 修身教授録

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